SSブログ

【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
Check the state of my artwork and concerts from the Category!
 All rights reserved.
-----
絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
作品や活動など[category]からご覧頂けます。
皆様、今日もご安全に。
-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

…夢の覚書 ブログトップ
前の30件 | -

20230502-0503の夢:よもぎ大福 […夢の覚書]

手のひらに収まるくらいの大きさの蓬大福を作った。 幾つか作って並べて、さて食べようかと思って手に取ると、何故か石になっていた。
表面が磨かれた緑泥石できれい。食べれないけど、これはこれで嬉しい。

…というところで目が覚めた。
この夢はどんな意味があるんだろう、と思い、スマホで「夢占い よもぎ大福」と検索。
サイトの情報によると、豆、紅白、粒あん、漉しあんなど、大福の種類によって吉凶が違うらしい。
さて、よもぎ大福はどうなんだろう…

-----
…というところで目が覚めた。
夢の中で夢を見ていたんだな。


共通テーマ:日記・雑感

20230431-0501の夢:狐の子 […夢の覚書]

小さな古びた温泉街。知る人ぞ知る温泉と言えば聞こえは良いけど、泉源がひとつなので、それほど大きくはならなかっただけの町。
人口も少なく、賑やかさは無いが、それ故に穏やかであることが魅力となっているのかもしれない。

この町に来たのはいつだったろ。
毛が皆と違って白いからと虐められ、逃れ逃れてこの町に来た。自分が大人だったらもう少し抵抗できたのに。
親は知らない、いない。自分ひとり。
そのままの姿だとキツネと呼ばれて追われるけれど、不完全ながらもヒトに化けることが出来るので、その姿で何とか生きている。
その姿は人間からは小学生くらいの子供に見えるらしい。「僕」とか「嬢ちゃん」とか呼ばれる。自分はその何方でもないけれど、そのお陰で可愛がってくれる人がいることが有難い。
その姿で町の人達のお手伝いをして小銭を稼いでいる。

この日は、雑貨屋の配達と飲み屋のトイレ掃除を頼まれていた。
雑貨屋の小さなおばあちゃんは、配達が終わった後に賃金と一緒におやつを付けてくれる。今日は小さなカステラ。これが甘くて美味しい。
飲み屋のおばちゃんは煙草臭くて化粧が濃いのが少し嫌なんだけど、酔っ払いに絡まれた時には庇ってくれるなど、とても良くしてくれる。「こんなに小さいのに親のために頑張っているなんて偉いねぇ」と、賃金を多めにくれたり、賄いをカウンターで食べさせてくれることもある。

住処は町の外れ、小高い丘の上にある神社裏の林の中。
お社を中心に円を描くような急な階段が左右にあり、右から登って左から降り、くるりと回って参拝できるようになっている。 小高い場所にあるので、誰も裏手のことは気にしておらず、居心地が良い住処になっている。誰も自分が此処に住んでいることを知らない。
いや、ひとり、いた。
この神社に住んでいる同胞、金色の毛を持つ仲間。年齢は彼の方が少し上。自分のことを気にかけてくれている友人…正確には友狐、か。
彼は此処の神社で生まれ住んでいる。親は忙しく働いているらしく、此処にいることはあまりない。修行と称して、彼が色々と此処で頑張っているらしい。
その親達も自分のことには薄々気がついているっぽいけど、同胞ということもあり、気にせずにいてくれているようだ。

ここ最近はお互いヒトの姿で、宮司さんと一緒に次のお祭り用のお守りの準備をしている。
紙が巻かれた小さなお札、木の実、貝殻、それと小さな布袋。これをセットにして白い紙袋に入れていく。
お祭りの夜、大切な人たち同士で対になり、一人がお札と実と貝を布袋に入れ、それを受け取ったもう一人が袋の中に息をひとつ吹きかけて紐を縛って、お守りは完成する。
出来上がった白い紙袋が三宝に積み上げられていくのを見て、案外町の人って多いんだなと思ったりしながら、黙々と作業は続く。
お祭りは明日。

夜、作業が終わって、住処に戻って、丸くなって眠る。
誰かといた後、ひとりになるのはやっぱり寂しい。

翌日、お祭り。小さな温泉街でもそれなりに賑やかになる一日。
子供達は浴衣なんかを着せてもらったりして、きれいな兵児帯がゆらゆらと金魚の尾鰭みたいに揺れている。雑貨屋のおばあちゃんがそれをにこにこと眺めている。
大人達は明るいうちからお酒を飲んで騒いでいる。飲み屋のおばちゃん、いつもより化粧が濃いみたいだ。
自分はそれを近くの草むらから眺めている。自分は普段通りの格好だし、友達がいるわけでもないから。皆の中にいる方が余計寂しくなる。眺めているのも寂しいけれど。人間が羨ましくもある。

徐々に暗くなると、皆、手に小さな蝋燭提灯を持って神社の鳥居の前に集まってきた。
正装した宮司さんが三宝に積まれた白い紙袋を神前に捧げ、祝詞を唱えながら大幣を振る。人々は首を軽く下げ、その祝詞を静かに聞いている。
それらが終わると、人々は鳥居をくぐり、右側の階段を静かに登ってくる。急な階段なので、皆それぞれに助け合いながら、ゆっくりと。
お社の前にたどり着くと、静かにお参りし、宮司からひとりひとりにお守りセットが入った紙袋を渡される。受け取った人々は、来た時と同じように、左側の急階段を降りていく。
階段を降りた境内で、皆それぞれにお守り作りを始めている。大切な相手を思いながら布袋に詰め、受け取った人は感謝とこれからの事を願いつつ、息を吹き込む。穏やかで温かな光景。

それらを見ていると、寂しさで胸が苦しくなった。

-----
…ってところで目が覚めた。

タグ:夢日記

共通テーマ:日記・雑感

20230424-0425の夢: […夢の覚書]

よく珈琲豆を買いに行っていたお店が閉店。その跡地にたくさんのカプセルトイが設置されていた。
「もしかしたら、アンデス25のカプセルトイがあるかな」と思って探したら『九谷焼箸置きガチャ』の別シリーズのものを発見。
お金を入れてハンドルを回す。出てきたカプセルを開けると白い九谷焼じゃなくて、赤黒っぽいものがコロンと出てきた。

よく見ると、件(くだん)の小さな彫刻。紫檀と思われる木材に、丁寧で細やかな彫りが施されていて、とても良く出来ている。箸置きというより、根付のような、御守りのような。

-----
…と、ここで目が覚めた。


タグ: くだん

共通テーマ:日記・雑感

20230122-0123の夢:次の巫女を迎えに… […夢の覚書]

長い間、村の神託をしていた巫女が亡くなった。
正統な継承者である巫女の孫を迎えに、老人達が街へ行く。
彼女に会って事情を話して了承を得て、村へと連れて帰る途中、その孫の美しさに惚れたヤクザのボスが彼女を奪って逃走。
巫女がいなくなれば、これまで紡がれてきた村の歴史は途絶え、滅亡してしまう。
村の存亡をかけて、村人総出の死力をかけた奪還劇が始まる。

-----
…ってところで目が覚めた。

農耕や狩猟で鍛えた体と知力と度胸と死に物狂いで、目を血走らせながらナタや斧などを手に立ち向かう老若男女が結構怖かった。


タグ:

共通テーマ:日記・雑感

20220724-0725の夢:妖怪博士認定試験 […夢の覚書]

某日、妖怪博士認定試験を受験。
静かに開始を待つ受講生達。「始め」の合図と共に、皆が一斉に問題に取り組む。
私も同様に問題を解いていると、ふと家人が横に立っていることに気がついた。すっと隣の空いている席に座り、突っ伏したかと思うと、高鼾をかいて寝始めた。うるさくて試験どころではない。
思わず「うっさ」と呟いた。

-----
…ところで目覚めた。顔の真横に家人の顔があり、鼾をかいてた。そりゃあうるさいわけだ。


共通テーマ:日記・雑感

20210628-0629の夢:事故物件を売る女 […夢の覚書]

私は古い建築物を売買、或いは賃貸する仕事をしている。
実はこの仕事の前には、探偵業やお祓い業などもしていた。それは人の年数でいえばかなり昔の話になるのだけれど、私にしてみればほんの数年前の話。
私は普通の人より長生き、というか、歳を取らず、なかなか死なない。だから、普通の人に悟られる前に、住居や職を転々と移動して生きている。勿論、友人はいない。馴れ合いの友はいるけれど。

午前中、古民家で田舎暮らしをしたいと言う若い夫婦が来店。社長に渡された地図を見ながら、建築図面を携えて、夫婦と共に物件へ向かう。昭和初期くらいからの物件らしい。
何となく嫌な予感がした。

その場所は以前はそれなりに栄えて人も多くいた町だったが、今では少しの住人が住む村になっている。目指す古民家は少し山奥にあった。

その物件を見た時に「ああ、コレはやばい」と目が回った。
この物件は訳あり事故物件。以前、私が霊障原因を探り、一応解決させた家だ。
渡された建築図面を確認する。あるべき[隠し部屋]が記載されていなかった。

---
その昔、この家を何度も借りようとした人達がいたけれど「女の子の霊が出る、泣き声がする」という噂が後を立たず、借主不在になっていた。
大家からの依頼で調査。床の間の横に小さな扉を見つけて開けてみると、そこには小さな隠し部屋があり、横たわった状態の子供の白骨死体があった。
以前住んでいた夫婦が離婚し、妻が去った後に男だけで住んでいた。という話だっただけれど。

仕方がないので、子供の霊と会話。
女の子は妻の連れ子で、母に捨てられ、そのまま男の元で生活させられていたらしい。様々な世話をさせられていたけれど、外の者には知られる事なく、夜は小さな隠し部屋に閉じ込められて過ごしていたと。その後、女の子はそのまま病死。男は誰にも何も言わず去っていった、との事。

---
夫婦は程良い大きさと、古い割にあまり傷んでいない家に興味を持ち、少し気に入った様子も見せた。
一応あの時に成仏してもらったけれど…やっぱり伝えないのは良くない、か。いやでも、この物件を買ってもらわないことには、給料にも響くだろうし。
家の紹介をしながら悶々と考え、結局伝えようと決めた。

「あ…っと…でも、この物件、おすすめできません…」
困惑顔の夫婦。
「ん、とですね…あ、他にも良い物件ありますよ、きっと。
何ならこの家を壊して、立て直しましょうか?
…うん、その方が良い!きっと良い!」
何とか誤魔化して諦めてもらおうとするも、余計に困惑する夫婦。
「あ、のですね…この家、女の子、未だ住んでるかもしれません」

20210628.jpg----------
…と、ここで目が覚めた。
夢の中に幾つもの街や国があるけれど、今回の家も以前夢の中に出てきた家だった。時間を超えて古くなってから出てくるのは珍しい方かな。

タグ:

共通テーマ:日記・雑感

20200831-0901の夢:本を食べる。 […夢の覚書]

昔ながらの本ぎっしりの図書館内で、本棚の間にしゃがんで本を読みながら、頁を食べる夢を見た。
辞典や図鑑、外国語で書かれた本など。
本っていつまでも食べれるなぁ、と思いながら、むしゃむしゃ食べた。

タグ:

共通テーマ:日記・雑感

20200504-0505の夢:平沢進と黒曜石と私 […夢の覚書]

平沢進氏と一緒に黒曜石(レインボーオブシディアン)を探して、削り出して磨いて、きれいな宝玉をふたつ作る夢を見た。
4A【レインボーオブシディアン ブレスレット】10-10.5mm×19珠前後 入荷! 透明感あり 黒曜石【メキシコ産】


共通テーマ:日記・雑感

20200315-0316の夢:骨董品店の掘り出し物 […夢の覚書]

大小様々な古い物が所狭しと並べられた店内、どうやら骨董品店。
銀細工や真鍮の置物、ティーカップやガラス食器など西洋の古い物がメイン。
店内は薄暗いので、夜なのか昼なのかは判らない。

狭くて細い通路をゆっくり歩きながら、店内を見て回る。
足元に光るものがあり、気になって屈むと、単一電池サイズの橙~赤色の透明度の高い鉱物結晶。
「きれいでしょ、スファレライト」と細身で年配の女性店員。
鉱物の裏には値札が付いていて、『日本産 25,000円』。
…そうだとしたら高くないけど、やっぱり高い。ちょっと買えそうにない。
その横のガラスケースの中に、2.5~3.0cmくらいのピラミッド形、黄緑~黄色の透明度の高い鉱物結晶。
中のクラックが光を反射して、きらきらと輝いて見える。
裏の値札に『ペリドット 1,800円』。
…これなら買えるし、かなりの掘り出し物。
購入。

----------
そういえば、先日見た夢にも『ペリドット』が出てきたなぁ、と思って、少し調べたら『不幸を回避して、世界平和をもたらす』石でもあるとのこと。
https://kiri2.net/wp/name/peridot/
やっぱり不安なんだな、自分…と再確認したのでした。


共通テーマ:アート

20200306-0307の夢: マウイライトという名の紳士と図書館 […夢の覚書]

図書館。
天井は高く、2~3階程度の吹き抜けになっている。
壁は緩急様々なカーブを描き、下から上まで全てが本棚になっていて、びっしりと本が並んでいる。幾つもの小道、部屋に分かれているので、まるで本の洞窟か迷路のようでもある。館内は森の中のような静けさで、春の日を思わせるような明るさと温度が心地良い。
図書館内の人は疎ら。若い人が3~5人。皆が本に夢中のようで、話し声はしない。

私は本を探して彼方此方と散策するも、思ったような本に出逢えない。
何冊か手に取り、ぱらぱら捲るも探している本と違う気がする。読みたくなるような魅力的な本はたくさんあるけど、それでは無い気がする。

暫く歩いていると、目の前に人が現れた。
細身、長身185㎝以上と思われる男性。年齢は40代後半から50代くらい。鼻は高いが、西洋系と東洋系のハーフのような顔立ち。顎にスマートな髭。中世の民族衣装のような正装で、羽飾りの付いた帽子をかぶっている。
何より驚いたのは、身体も服も全てが半透明で一体化していて、グリニッシュイエローからライトグリーンカラーで仄かに発光しているように見えたこと。

その紳士が語りかけてきた。
「何か本をお探しなのかな?」 落ち着いたアルトボイス。
ちょっと戸惑いつつも、
「コレといった題名の本を探しているんじゃないのですが…何か、人を楽しませる方法が書いてある本があると良いなぁと思って…探しています」と答える。
紳士は「ふ…む…」と一息ついて少し考えてから、上着の左右の裾を両手で摘んで、ふぁさふぁさと振った。
そこからバサバサバサと本が3冊落ちてきた。少し古い感じの単行本サイズが2冊、文庫本サイズが1冊。
「先ずはこれを読んでみると良い」と。

「私の名前はマウイライト。困ったことがあったら、此処から声をかけてほしい。力を貸すよ」
彼は微笑みながらそう言うと、本棚の隙間にあったペリドット結晶壁の中に消えていった。


共通テーマ:アート

20200115-0116の夢:ゾンビハンター […夢の覚書]

黒髪クルクルの小さなゴスロリ少女・煙華(ケムリカ)。
細見長身モノクロ縞模様姿のピエロ仮面・ゼオン。
彼らはペアで活動しているゾンビハンター。
彼らは自らもゾンビと称する。
いつかゾンビになるかもしれない危険と隣り合わせで活動しているから。

そんな彼らのドキュメント映像を撮影する夢を見た。


共通テーマ:日記・雑感

20191118の夢:狼になって走る。 […夢の覚書]

三笠まで行くために自転車を走らせる。
いつの間にか自分の身体が白銀の狼になってて、北海道の原野や雪原を走っていた。
ずっと遠くまで心地良く走る。
いつしか他にも4匹ほどの仲間が集まってきて、一緒に何処までも走る。

タグ:

共通テーマ:アート

20190629-0630の夢:ワイングラスの森 […夢の覚書]

晴天、青空。
緑いっぱいの森の木々に、色も形も味も様々なワイングラスがたくさん実っている。
グラスの下には栓で封された管が吊り下がっていて、グラスにワインが溜まると栓を開いて瓶に収穫する。
一滴一滴時間をかけて静かにグラスに溜まっていくワインは、光り輝いていてきれいだった。


共通テーマ:アート

20190627-0628の夢:天狗の爺ちゃんと旅行 […夢の覚書]

昨夜見た夢は、天狗の爺ちゃんとの旅行。
一緒に楽器演奏したり絵を描いたり、カード使った占いを教えてもらったり。
美味しい食事しながら、珍しく食材について教えてもらったり。
窓から見える景色ながめて「きれいだねぇ」ってのんびりしたり。
とても楽しくて良い時間を過ごした。

タグ:天狗

共通テーマ:アート

いやな夢だったけれど、自戒兼ねて。 […夢の覚書]

久し振りにいやな夢を見た。

性別や年齢、学歴、経歴、収入、出世、権力、身長、語学力、その他諸々の理由で、他者を侮るというのなら、それはつまらないことだ。
優しさややわらかさを弱さと認識し、人の光を見ることができないのなら、それは哀しいことだ。
自分が侮った者達の声が、思い掛けず己の弱き点を突いた時、それを怒りにするのなら、それもまた哀しく愚かなことだ。
人は可愛いものだから、時にそれらの感情に負けてしまう。
しかし同じく、それに気付く心も有している。

いやな夢だったけれど、自戒兼ねて。

タグ:

共通テーマ:アート

20190125-0126の夢:カペラの金星人 […夢の覚書]

白い砂浜を裸足で散歩している。
海はとてもきれいで、きらきらと輝いている。空は晴れていて青空、とても天気が良い。
少し熱いけれど過ごしやすい気温。

小さな木製のコテージが見えて、呼ばれた気がしたので行ってみる。
銀色の長髪の若い(ウクライナ系?)女性が微笑んで挨拶してきた。彼女の前には小さなテーブルがあり、その上にはきれいな水晶玉が置いてある。どうやら彼女は占い師らしい。
「折角だから占ってあげるわ」と言うので、彼女の向かい側の席に座る。

彼女が水晶に手をかざす。
中を覗き込むと、小さな星々が浮ぶ宇宙が見えてきた。その中の明るい星を通過すると更に宇宙は続いていて、また明るい黄色い星が見えた。
「あなたはカペラの金星人みたいね」と彼女は言う。

「ん?カペラって星の名前だよなぁ。何座だっけ?…ハエ座?見たこと無いし…っていうか、金星人って何だ? 私、地球人だし…。細木数子のなら、‟木星人マイナス霊合星” だったはずだけど、あれ?違ったかな…」
…などとモニョモニョ考える。

更に彼女は続ける。
「今まで長い間、たくさんの苦労をしてきたのね、だからもう大丈夫。ここまで来たのだから。
貴方が此処に来た理由は忘れているかもしれないけれど、概ね順調に出来ていると思う。だからこのまま、貴方がやりたいことをやりなさいね。
時々孤独を感じるかもしれないけれど、それは昔の話の所為。今は此処の自然に愛されている。」

と、彼女が私の右肩を指差す。其処には、大きな金色の蜻蛉(オニヤンマ?)が1匹止まっていた。
ふと見上げると夕焼けの空が広がっていて、その蜻蛉がたくさん飛んでいて、きらきらと輝いている。
立ち上がると、そこはもう海ではなくて草原。麦の穂が風に揺れている。
とても心地良くて、美しい風景。

-----
…ってところで目が覚めた。
調べたら、カペラは「ぎょしゃ座」でした(^^;) 確か、冬の星座。最近星を見上げる時間が減っているから、観なさいよってことなのかしら(笑)。
色々落ち付いたら、ゆっくり眺めようと思います。


共通テーマ:アート

20190118-0119の夢:胡麻菓子の耳 […夢の覚書]

旅先で小さな和菓子屋を見つけた。
中に入ると、きな粉ねじり、南部せんべい、そばぼうろ、こけしアネス、大福など、昔懐かしい和菓子・駄菓子がたくさん並んでいた。

その中で、美味しそうな胡麻菓子を発見。試食を頂くと、とても美味しい。
美味しそうに食べる私を見て、お店の店主さんが「胡麻菓子の耳、あるよ」と1本見せてくれた。長さは30㎝くらい、太さは1~1.5㎝四方。
パンの耳、南部せんべいの耳、すあまの耳、たい焼きの耳、[三方六]の耳…あらゆる耳(切れ端、端っこ)が大好きな私。
「食べたい!欲しい!売ってますか?」と訊いたら、有難いことに「良いよ、あげるよ~」と。「袋に数本入れて持ってくるから待ってて」と言い、店の後ろへ。

店主さんが戻ってくるまでの間、おかみさんから色々と美味しい試食を説明付きで頂きながら楽しく待つ。でも、肝心の店主さんがなかなか戻って来ない。
ちょっと、心配になったので、おかみさんと一緒にお店の後ろに行ってみることにした。

-----
…ってところで目が覚めた。
とても美味しい和菓子・駄菓子を食べることができて、色々楽しいお話も聞けて面白かったけれど…胡麻菓子の耳ってあるのかな?


共通テーマ:アート

20190117-0118の夢:『なまらや』札幌店オープン […夢の覚書]

アトリエで絵を描いていると、ふとお腹が空いていることに気が付き、「あ~『なまらや』さんでご飯食べたいなぁ…」と呟いた。
隣の机で作業していた友人[カトペ]がそれに反応し、「あ!この前、[サッポロファクトリー]のレンガ館に札幌店がオープンしたよね~!」と。
(※カトペは中学生時代の友人で現在音信不通…元気かなぁ。)
「確か、先月の[ontona]と[JP01]で特集組まれていたよ」とも言うので、積み上がった雑誌や新聞の中から探し出して、其れ等を発見。

[ontona]では見開きで、店内の様子や商品の説明が記載。
[JP01]では冊子の半分を使って特集が組まれていて、それには『小樽発!最先端のフード&インテリアブランド「なまらや」札幌店オープン!』とあり、[サッポロファクトリー]のレンガ館の1フロアー全部を使って、先月オープン。
若い女性達を中心に、人気のスポットとなっていた。
扱ってる商品やインタビュー記事もあり、ちょっとしたカタログのようでもあった。

-----
小樽では飲食営業のみだった『なまらや』だが、札幌店ではフード部門とインテリア部門に分かれている。
フード部門は[ギタロー]さん、インテリア部門は[がんこ]さんが担当。

小樽の本店で大人気の食べ物が、レトルトで手軽に美味しく楽しめるというので、仕事で忙しいOLや主婦層に大人気。
特に最近は、[あおいねこ]さんとのコラボ商品「宇宙食風フリーズドライのローカーボスイーツ」がウケている、とのこと。

インテリア部門は2タイプの展開。
[えぞホネ団Sapporo]さんとのコラボ「laboratory」は、その名の通り、研究室がテーマのインテリアと食器小物が販売されている。
研究室風の食器棚、ビーカーやフラスコモチーフの食器に加えて、熱い物に反応して骨の絵が浮かび上がるマグカップ、醤油を注ぐとエゾシカ頭蓋骨が浮き出る醤油皿が人気らしい。
もうひとつの「Namaraya」は、よくある和洋の食器にわざと橋を欠けさせて金継ぎさせたような模様がついていたりして、「物を大切にする日本の心が伝わってくるようだ」と海外のお客様にも好評なのだとか。

どの商品にも『なまらや』ブランドとして、看板猫のマークがついている。

写真付きインタビュー記事では、
「これからも小樽ブランドとして、[boite de nuit haco]さんとコラボでおつまみパック、[cafe chobicha]さんとはお菓子詰め合わせなどを作って展開していきたい」とのこと。
但し、私の大好きな[大人プリン]は、「型から出すまでが商品なので、本店でのみの販売になる」とあり、

「え~!だったらやっぱり小樽まで行くしかないじゃない!」

-----
…と、呟いたところで目が覚めた。

あまりにも奇妙な夢なので、家人に簡単に説明。
私「なまらやさんに行きた過ぎて、札幌店オープンする夢を見た」
彼「(笑)!」
私「なまらやさん、何だか、無印良品だった」
彼「は?」
私「自分でも何言ってるかよくわからないけど、一言で言えば、そう」


共通テーマ:アート

20190115-0116の夢:宇宙ではやらなきゃいけない仕事がいっぱいある […夢の覚書]

宇宙…そこは最後のフロンティア。

私は某宇宙ステーションに勤務している。役職としては、各種文書データの管理。
この部署で管理されるのは、公的施設の電子ライブラリー、個人の宇宙日誌、ステーション建設に関する図面データなど、多岐にわたるが、私は主に図面。
毎日チェックされるライフラインのデータ、工事修理内容の更新など、CPがまとめたものを確認する。

軽快な電子音が鳴り、連絡が入った事を知らせる。職場のホログラム通話機に触れると、相手の顔が浮かぶ。相手は、何故かエンタープライズ号のピカード艦長。
(※ 見た目はフランス人だけど、声が麦人さんなのは、Star Trek:TNGテレビシリーズの影響・笑)
「暫くの間、宇宙ステーション内全域のライフライン管理を頼む」と直々のご連絡。

データは見たことあるけれど、初めての任務で一気に緊張する。っていうか、そんな大事なこと、経験したことない私に任せて良いのか?
など、彼是考えながらも準備を開始。

-----
自宅に帰ってからも仕事のことで頭がいっぱい。
宇宙ステーション全体の図面や各機関の細かいところまで確認。やる事はほぼPC任せなところがあるので簡単で単純ではあるけれど、何しろ数が多く、多岐に渡る。また、万が一ミスが発生した場合、ステーションにいる全員の生命にも関わる。ひとつひとつは短時間で済むものだけど、全部やれば長時間に及ぶ作業で、一日中掛かる。
計画を立てて、手間良く済まさなくては…。

自室の机の上に浮かぶ3D図面を見ながら彼是考えているのに、背中に家人が乗っかってきた。
大きい体なので、セントバーナードに絡まれているくらいに重くて…はっきりいってウザい(笑)、仕事の邪魔。
思わず、「簡単な事のようにみえるかもしれないけれど、どれもこれも大事な仕事で、ひとつひとつこなしていかないと大変なことになるんだよ!ステーション内だけじゃない、宇宙に出なきゃいけないこともある。ある意味、命がけなんだよ!」と声を荒げてしまう。

-----
…って、ところで目が覚めた。

勤務先は残念ながらエンタープライズ号ではなかったけれど、あのコスチュームが着れただけでも喜ぶべきかな(笑)。出来れば、胸のコミュニケーターを使ってお話したかった。


共通テーマ:アート

20190111-0112の夢:ここが僕のアナザースカイ […夢の覚書]

解る人にしか解らないネタだけど…。

-----
テレビを観ていたら、[ハシモトコウ]さんが出てきて、[コンカリーニョ]内を彼是ウロウロと紹介しながら歩き回り、途中で御馴染みの方々が出てきたり、思い出を話したりして。
それから、暗い舞台の上でひとり、ピンスポットの中で一曲演奏。
最後、劇場前の入口に立ち「ここが僕のアナザースカイ、コンカリーニョです!」って両手を広げて…。

「え、ホームじゃないの?」「いや、日本国内だし!」って、テレビに向かってツッコミいれる夢をみた。

-----
どんだけライブが楽しみ過ぎるんだよ、自分(笑)。
https://yama-me-mo.blog.so-net.ne.jp/2019-01-16

タグ:

共通テーマ:アート

20180824-25の夢:妖精会議 […夢の覚書]

様々な姿形をした妖精達が円形に集っている。その中央に、赤い妖精、白い妖精。
赤い妖精が白い妖精を訴えている。「私を偽善者と呼んだ」と。

白い妖精は知っている。
他の者は知らないが、赤い妖精は陰で貧しき者や違う種族の者を卑下し、罵っていることを。社会的には彼女はそれらの者を救うような行動をしているが、それは計算された行為で、心の中では彼らの存在を軽んじているのを知っている。
何故、白い妖精がそれを知っているのかといえば、赤い妖精は白い妖精のことも卑下しているから。白い妖精が誰かに伝えたところで、誰も信じないと思っているから。
だから二人きりの時に、白い妖精を馬鹿にする序でに、彼らのことも馬鹿にし、言葉にしていた。小さな録音機があれば良かったのに、と白い妖精は思う。

周りの妖精たちが赤い妖精を庇護し、白い妖精を罵倒する。白い妖精は答える。

「『やらない善より、やる偽善』とは言うけれど、赤い妖精が影で言っている言葉の数々は酷いものだ。彼女の友人知人の陰口を何度も聞かされた。皆の前では人の良さそうな顔をして。
富める者も貧しき者も、姿形が違う者も、種族や性別、年齢など関係なく、命あるもの、この星の上の生き物は全て平等だ。それに優劣をつけ、さも自分は優れた者であるかのように振舞うならば、それは正しいことだろうか。
人々の良心を計算して利用し、善を行うことで目を眩ませ、陰で悪事を働くのなら、偽善というより悪だろう。その善により誰かが救われたのだとしても、利用されたことを知らされた時の屈辱はどんなものだろう。」

タグ:

共通テーマ:日記・雑感

20180828-0829の夢:あんたは間違っている […夢の覚書]

部屋でひとり、原稿を描いている。明後日が締切。明日には仕上げて提出したい。
日中は働き、帰宅後に描いているので、この時間は貴重。黙々と描き続ける。

ふと、ドアを乱暴に叩く音。私が開ける前に、音の主が勢いよく開ける。
嗚呼、また彼女だ。
彼女の足元には50*30くらいの段ボールがひとつ置かれていた。
「私、これから三味線と踊りのお稽古行くから、これ片付けておいて」と、今回もいつも通りの上から目線口調。

またか…と思いながらも、いつもは呆れてばかりで言葉に出来なかったが、今回ばかりは少し言わせてもらう。
「私は今締切に追われているからそれは引き受けられないし、だいたいそれは貴女自身がやるべきことなんじゃない?私は迷惑だよ。」
するとまたいつもの「いいじゃん、従姉なんだから」。
溜息ひとつ。
「そういう問題じゃない。この後の予定を知っていたなら、自分で時間調整が出来たでしょ?」
そう伝えると、また彼女お得意の返答。
「訳わかんない。ホント使えないなぁ!死ねばいいのに!」
そう言うと、段ボールを残して怒りながら去って行った。
勿論、私はそれを無視した。私は彼女の奴隷ではないし、八つ当たりの対象になりたくないし、以前からそうでは無いと気付くべきだったと後悔しているから。

少しでも自分の感情を言葉に出来たことが嬉しかった。

部屋に戻る。
小さな窓から光が見える。この部屋は暗いし狭い。けど、自由だ。誰も私を見下さないし、侮辱しない。
身体や心が痛くて悲鳴を上げた時にさえ私を罵った人達もいない。
『私は自由だ』。
それがとても嬉しかった。嬉しくなったので、ちょっと歌をくちずさんだ。


と、後頭部に強い衝撃。誰かに殴られた。振り向くと、母が鬼の形相で立っていた。
「うるさい!」
また殴ろうとする。慌てて身構えながら、反論する。
「うるさかったのなら謝るけれど、何故此処に勝手に入ってきたの?どうして直ぐに殴るの?先ずは声を掛けるのが普通じゃないの?」
母は聞く耳を持たない。
「うるさい!出ていけ!」
…って言ったって、この部屋は私の部屋なのだ。
「暴力の前に、会話で解決しようとは思わないの?」
「うるさい!黙れ!」

流石に私も切れた。何度か大声出そうと思うが、なかなか思うように声が出せない。
やっと振り絞って声が出た。

「あんたは間違ってる!」

------
…と、自分の声で目が覚めた。目の先には、きょとんとした表情の家人の顔。
少し時間を置いて、状況が読めてきた。途端に恥ずかしくなって、お互い大笑い。

昔体験したことが夢に出てきて、こうして少しでも抵抗できたことが嬉しかった。あの頃は何もできなかったから。

家人といるこの時間が本当に有難く思えて涙が溢れて、また笑った。

タグ: いじめ

共通テーマ:日記・雑感

20180722-0723の夢:校長先生の言葉 […夢の覚書]

小学校か中学校か、何処かの学校。夕暮れ時の校長室。
校長先生にお茶を運ぶ。校長が一口お茶を飲んでから、ふと語り始める。

「人は勝手に好きになり、勝手に嫌いになる。相手の中にいる自分を見て、嫌いになる。
自分に近い年齢のもの、自分がやっていることに近いことをしているものに対し、批判的になる、嫌いになる。自分に近いほどその度合いは大きい。
嫌なものや目を背けたいものが自分に近いほど、それだけ嫌いになる。

それに、歳を取ると思考の柔らかさがなくなるから、その度合いは更に大きくなる。顕著になる。自分の中の憤りや批判を相手にぶつける。人は歳を取ったから大人になるのではない、偉くなるのではないのに。
そういう人に会ったこと、あるだろう?
それが新しいものを見つけたりする可能性を失わせる。人としての成長を止める。
だからそうなってきたのなら、気をつけた方が良い。

もしそうなってきたのなら、相手の良いところ見つけて、それを伝え、褒めるようにすると良い。他者には他者の人生と経験がある、思考がある。
それは自分の中に新たな発見をすることでもあり、また互いに豊かな成長を促し、良い世界を作る種にもなるよ」

タグ:

共通テーマ:アート

20180712-0713の夢:止まらないおしっこ(笑)、そして皆で楽しく食事会 […夢の覚書]

友人と会う約束をしていて、待ち合わせ場所に向かう途中で排尿感。
近くの美術館のきれいなトイレを借りて用を足す。
なかなか尿が止まらず焦る。
すっきりしてからトイレを出ると、友人が待っていた。
彼女に連れられて階段を上ると、宮殿みたいな豪華な会場にテーブルが並んでいて、皆が座って待っていた。
食事は何れも豪華で、皆で楽しくお喋りしながら美味しく頂く。
と、また、排尿感。
宮殿内のトイレはこれまた豪華で美しかった。

タグ: トイレ

共通テーマ:アート

20180707の夢:幾つもの部屋 […夢の覚書]

コンクリートでできた古い建物の中。天井は高く、室内は教会のホールのように広い。開け放たれたままの扉や窓からは暗く重い曇り空と荒れた海、打ち付ける波とその飛沫が見え、冷たく湿った風が入ってくる。

部屋の中央にコンクリート製の台。冷たい台の上に、身体中が浮腫み赤くなった老婆が、膝を立てて足を広げて寝かされている。
顔には白い布巾が被されていて表情は見えないが、唸り声から苦しんでいる様子は判る。
側には同じように頭から白い布巾を被った看護婦が二人。何もせずに、ただ頭をうなだれたまま立っている。
老婆の叫び声と共に、彼女の股の間から人の頭が見えてきた。先ず黒い髪が見えて、次に見えたのは成人男性の頭。ぬめぬめとした体液にまみれ、その後の身体はぬるりと排出された。身体は瘦せた馬のよう。長身。顔に目と口が見当たらない。
老婆の顔に掛けられていた布巾が風で飛ばされる。顔は無く、頭は丸い灰色の石だった。

痩せ細った青い老人が駆け寄ってきて、その男性の上半身を胸に抱える。
「長い間生まれずにずっと苦しんでいた。やっと生まれた」
そして私の方を見て「お前はこのことを伝えにいかなくてはいけない。何処に行くべきか、誰に伝えるべきか、どうすべきかは知っているはずだ」と言う。
私は何も頭に思い浮かばなかったが、行かなくてはいけないと思ったので、遠くに見える扉から外に出た。

建物の外は直ぐ水辺で、道幅は1m程度。外は曇り空。海の臭いがきつい。川面は荒れ、水は濁っており、波が足に掛かる。
建物の壁に沿って歩いていくと、壁はいつしか岩壁になり、洞窟に入ったことが解った。

そのまま奥に進んでいくと、洞窟に流れる川に掛かるように建てられた、大きな白い建物が見えてきた。幾つかの正立方体で形成された建物には幾つもの窓と扉があり、剥き出しの階段やパイプなども見えた。
道沿いの扉から中へ入る。

中は薄暗く、長い廊下が続いていた。両脇に非等間隔に木製の扉が並んでいる廊下を進む。
開けられたままの扉が見えたので覗き込むと、みすぼらしい身なりをした腰の曲がった女性が、黄色と黒のテープが巻かれたモップを使って、床を掃除していた。床の一部は赤く変色していて、室内は鉄の臭いがした。
「手伝ってよ」というので、壁に立てかけてあったモップで同じように掃除し始める。が、なかなか染みは取れない。
そうこうしているうちに、扉の向こう側に同様なたくさんの女性が集まってきた。私がそれに気が付くと、彼女たちが一斉に私に詰め寄ってきた。
彼女達の顔は平面で、目や口や鼻の大きさが一定ではなく、彼方此方を向いてバラバラに付いている。動きはカクカクしていて、一昔前のストップモーションアニメのよう。
「何故此処にいる」「羨ましい」「行きなさいよ」「行かなきゃ駄目よ」「頑張って」と各々が様々な事を一斉に言ってくる。
彼女らに気押されて、奥の扉から部屋を出る。

その部屋は暗く、冷たく、静か。足音の響きから広い部屋なのだと解る。鉄製の立方体の台が二つ並べられていて、そこに光が当たっている。
見ると、それら台の上にはΦ20cm程度のホールケーキ、1/2。片方はダークチョコレートケーキ。もう片方は赤いソースの無花果ケーキ。
手前にあった無花果ケーキの一片を口に運ぶ。食感はねちょねちょとしていて、風味は無く、ただただ甘く、不味い。噛む毎に赤黒いソースが溢れてきて、口からだらだらと落ちていく。二口程度食べたが、食べきる事は出来なかった。
部屋の向こう側に明かりが見えたので其方に向かうと扉だった。

扉を開けて中に入る。
中は真っ白、先程と比べると明る過ぎて目が眩みそうになるほど。ほんのり温かく、防音室のような静けさ。
目の前に、白くて綺麗な大きな塊とベルトコンベヤーと椅子が見えた。その塊が肌触りが良く、きめが細かくてきらきらとした粘土のようなものだった。ほんのりと優しく甘い香りがする。
椅子に座り、その粘土を手に取り、こねる。掌に乗るくらいのロールパンのような、美しい楕円形の立方体を作る。
それをベルトコンベヤーに載せると、そのまま運ばれていった。
どれも同じ形で、一つも異なったものが無く、白くすべすべしていて、表面がきらきらと輝き、美しい。作るのは楽しく、環境も良いので、暫く夢中になっていたが、だんだん飽きてきた。ただ同じもの、ただ見た目だけ美しいものを作るのに飽きて、苦しくなってきた。
向こう側に小さな扉が見えたので、そこへ行ってみることにした。

油絵の具を塗り固めたような曇り空。一面が泥で埋もれていた。泥の中を進む。足は重たく、冷たい。雨と土の香り。
泥を手に取ってみた。何か作れそうそうだと思い、先ずは小さな山を作ってみた。
最初は苦労したが、だんだん塊をつくれるようになり、様々な形に変化出来るようになった。思い通りにならないこともあるが、それもまた楽しく、夢中になった。
ある程度の大きさになった時、その塊に白い物が浮かんだ。小さな白い花が咲いていた。
ふと光を感じたので見上げると、大きな樹の下にいた。私が作ったものが樹の幹になっていた。幹から様々な色の花が咲いてきた。
気が付くと、空は晴れていて、周りは草原になっていた。

木漏れ日の中に、透明感のあるガラスのような銀色の階段が見えた。
登ると、一足毎にオルゴールのような音が響いた。

タグ: 部屋

共通テーマ:アート

20180213-0214の夢:虹色の蛙に出逢う […夢の覚書]

身体の色が虹色に変わる蛙に出逢う。
「儂は五天の山に住んでいて元は龍の形をしてたんだが、今では蛙になってしまった。これから旅に出るので、お前、支度して付いて来い」
と突然言われて、わたわたと準備をする。

…という夢を見た。
「ゴテン」が、五天なのか、呉天なのか、御殿なのかは不明。


nice!(0) 
共通テーマ:日記・雑感

20171126-1127の夢:倒壊した建物、灰色の街 […夢の覚書]

半壊した大きな建物、まばらな灰色。コンクリート?学校?
建物内はほぼ暗闇。点滅する電球、細長い廊下、砕けた隙間から入る外部の光。酷い臭い。濃い所と薄い所がある。息苦しい。
そこに人が死んでいたと判る跡と血の跡、骨が多く残る。未練を遺して死んだ、恐ろしい姿をした亡霊達も多く住む。
(※ いつもの場所。幼い頃から現実世界で不安になると、夢の中では此処にくることが多い。)

少年である私は、死の恐れ、亡霊への恐怖、絶望とで疲れ切っている。体中が痛い。背中や脚がミシミシと痛む。
でも、未だ歩ける事、走れる事が彼に残された僅かな希望、なのかもしれない。

外が暗くなってきた。建物内が更に暗くなる。亡霊達の呻き声が聞こえる。

壊れた壁に出来た穴から外へ這い出る。建物から繋がる土塁の上を歩いて、町が見下ろせる場所へ。
小さな町、僅かな建物。夜が深まると、灯火がひとつずつ増えていく。
それを見ても私は絶望から回復されず、いつまで生きていけるのだろうという事を思っている。

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

20170101-0102の夢:クリスマスの街を飛ぶ […夢の覚書]

20170101-0102の夢

水晶の部屋、城、教会、金と銀に輝く、光溢れる。
上司(司祭?)から、小さな金色の円盤を手渡される。光がほのかに溢れ出ている、僅かに揮発しているような。
「これを届けに行くように」と言われる。

身体が上昇し、光に包まれる。光が消えた時には夜空の中にいた。
冬の北欧、石造りの街並み。とんがった屋根、教会、中世。雪で銀色に輝く街、イルミネーションのように幾つもの光が見える。

届け先、小さなおもちゃ屋に降りる。 窓から見える店内ではおじいさんが玩具の修理をしている。
店内に入り、おじいさんの側に立つと此方に振り向き「来てくれてありがとう」と言われる。存在は認識されているけど、姿は見えてないようす。
小さな円盤をおじいさんの頭に載せると 円盤は消えて、おじいさんの中に。
それを見届けてから店を出ようとしたら、「君はヴァーチャーだったか。街中を見ていくといい。クリスマスだから」と声を掛けられる

また夜空に戻り、しばらく街の上を浮遊。街中を歩いてみたくて降りる。
上から見えていたの光は家々から溢れる光やイルミネーションでもあったのだけど、人の中にある光でもあった。
やわらかな光。

人間の友達が出来ないかとわくわくしたのだけど、どうやら皆には見えてないようでがっかり。

帰ろうと飛び立った矢先、暗い部屋を見つける。中には若い男女がいて、心中をしようとしていた。
ふたりには太いギトギトねばねばしたコードが巻き付いていた。
「こんなクリスマスに死ぬ事はない。コードを取ってあげるから、ふたりで生きなさい」
と語りかけ(聞こえてないみたいだったけど) 、コード外しに取り掛かる。かなりの難者で悪戦苦闘をしながらも、途中仲間が手伝いに来てくれて外す事が出来た。
あとはふたり次第。
コードがなくなったのを見届けてから、また空へ。

「何故、人は折角身体を持って生まれたのに死のうとするのだろう。勿体無い」と思った。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

20160723-24の夢:プリンシパティからヴァーチャーへ […夢の覚書]

『プリンシパティからヴァーチャーへ』と仕事が変わったというお知らせと、業務内容の引継ぎ。服装は相変わらず自由。
仕事は主に伝令、「この世は美しい、素晴らしい」と伝えること。それと通常業務、つまり除去。

人の中には悪魔が潜んでいてしまう。それに見合った力で押し出さないと人にも危害が加わるので、注意をしなくてはいけない。それぞれの悪魔がにあった光に合わせないと効果がない。
武具はない。眼で「観る」「見つける」「確認する」こと。存在を確認された悪魔の多くは、一旦退散したり一時的に力を失ってしまう。自分が仕事を忘れていても意識は仕事は行うので「観てしまう」という感じになる事が多い。

ただ、強力な力を持ってしまった悪魔にはあまり効き目が無い。
また、人から攻撃されても、抵抗して力(実在する体の力、腕力など)を使ってはいけない。
天使自身が弱いのではない。各々の天使が役目に合わせて、そういう風に身体が設定されている。だから怪我する天使もしばしばいる。

あまりにも人(経験が浅い地上の天使)と変わらない生活をしているので、自分が天使であるという事や自分の仕事を忘れてしまう天使もいる。

今までの「観る」という除去の仕事にプラスして、伝令(美しさを伝える、奇跡を見つける、楽しさを伝える、地球は良い、生きてるのは楽しい)等の仕事。
更に忙しくなる。

私は翼のある白馬を頂いた。白から紫(桃紫)のバイカラーの翼。
講師(伝令者)は黒。黒から紫(濡れたカラスの翼のような)の翼

仕事に見合った天馬が与えられる。天馬のレベルが上がると速さと光、美しさが上がる。
天馬自体は実態がない。実際は馬の形はしていない。それは観念の形。馬の形に見えたのは当初だけで、ただ確認の為。
スピードや時間の象徴だから、馬の形じゃなくて、時間とか車とか人とか手紙とか、様々な形で運び、伝え、届けに来る。動かすもの、持ってくるもの、伝えてくるもの。人によっては、天馬じゃない形に見えるかもしれない。

役目が変わったから、速さ(天馬)が変わった。
仕事がヴァーチャーになったので、いつもよりスピードが上がる。乗りこなすにはある程度の練習が必要。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

20090927の夢_No2_インド?を旅する […夢の覚書]

白い土、白い土壁、色とりどりの絨毯の上。生活が感じられるくらいに、色あせている。
一面だけが開いた壁。青い空と白い雲が見える。乾燥した空気。暑い。
(※ インド?)
私はナチュラルコットンで出来たスカートを身につけている。黒と茶色がベースの生地に赤と金色の細かな刺繍がされたスカーフを頭から羽織り、顔だけ出して空を見上げる。

でも、私はここの人間ではない。旅してここに来ている。
今日もあの人の為に花の絵を描こう。
傍らの絵皿に絵具と水を入れて指で溶く。気持ちよい触感。

花を探して、粗末な木材で出来た扉を開けて別の部屋へ。
何もない部屋。絨毯のみ。ここの部屋は部屋と言うより軒下に近く、片面に壁が無く開いている。横の重たそうな扉を開ければ、中は豪華な寺院だ。でも私は入れない。

また扉を開ける。
絨毯の上で男3人が水煙草(パイプ?)を吸っている。見たことない顔の私をじっと見ている。
顔を隠すようにしてその横を抜けて次の扉へ。

部屋には染めたばかり?の生地が干してあった。その横を抜けて次の扉へ。
何もない部屋、外に面した壁に青い花が咲いていた。それを摘み、また扉を開けるともうそこは路面だったので、隙間から様子だけを伺い締める。

振り返ると子犬が居た。
嬉しそうにこちらに顔を向けて、しっぽをふっている。小狐みたいな色をした鼻が長い子犬。撫でると指を舐めてきた。鼻先が湿っぽい。

それから、元来た部屋へ戻る為に扉を開ける。
鈴の音色がしたので干し物をすり抜けて外を見上げると、隣家の家の軒先に洗濯物と鈴。よく見ると、この部屋の軒先にも色とりどりのリボンが付いた鈴が下げてあった。

心地良い風が吹いてきた。花の香りがする。空が何処までも青くて、雲がぽかりぽかりと浮いている。

幸せだと思った。


タグ: インド
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の30件 | - …夢の覚書 ブログトップ