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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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20180824-25の夢:妖精会議 […夢の覚書]

様々な姿形をした妖精達が円形に集っている。その中央に、赤い妖精、白い妖精。
赤い妖精が白い妖精を訴えている。「私を偽善者と呼んだ」と。

白い妖精は知っている。
他の者は知らないが、赤い妖精は陰で貧しき者や違う種族の者を卑下し、罵っていることを。社会的には彼女はそれらの者を救うような行動をしているが、それは計算された行為で、心の中では彼らの存在を軽んじているのを知っている。
何故、白い妖精がそれを知っているのかといえば、赤い妖精は白い妖精のことも卑下しているから。白い妖精が誰かに伝えたところで、誰も信じないと思っているから。
だから二人きりの時に、白い妖精を馬鹿にする序でに、彼らのことも馬鹿にし、言葉にしていた。小さな録音機があれば良かったのに、と白い妖精は思う。

周りの妖精たちが赤い妖精を庇護し、白い妖精を罵倒する。白い妖精は答える。

「『やらない善より、やる偽善』とは言うけれど、赤い妖精が影で言っている言葉の数々は酷いものだ。彼女の友人知人の陰口を何度も聞かされた。皆の前では人の良さそうな顔をして。
富める者も貧しき者も、姿形が違う者も、種族や性別、年齢など関係なく、命あるもの、この星の上の生き物は全て平等だ。それに優劣をつけ、さも自分は優れた者であるかのように振舞うならば、それは正しいことだろうか。
人々の良心を計算して利用し、善を行うことで目を眩ませ、陰で悪事を働くのなら、偽善というより悪だろう。その善により誰かが救われたのだとしても、利用されたことを知らされた時の屈辱はどんなものだろう。」

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