金子竜太郎 【響く・刻む、身に・心に】 鑑賞。

札幌市中央区にある妙典寺の本堂にて、 【金子竜太郎 [響く・刻む、身に・心に]】 を鑑賞。
札幌市内の寺院が宗派を超えて協力し合い、開催しているイベント『お寺deコンサート』の一環で、
今回初めて鑑賞させて頂いた。

大きな木を繰り抜いて作られた、特大平太鼓を、
様々な種類(太い・細長い・ポワポワ付)の撥や、手で叩いて、３つの情景を表現。
半円形状に並べられた和太鼓（桶太鼓や長洞太鼓等、５種…位)では、
魂の鼓動（本来はアフリカのリズム、それをアレンジ)、深海（コポコポと海底から出てくる泡。ずっしり・のそのそ深海魚。骨が見える程に透明で銀色に輝く魚）、千里走る馬（躍動する筋肉。滲む汗、流れる汗。一日の変化。天気。草原や岩場等の地表の変化）、宇宙へ飛ぶ光（地球上の小さな光が集約→次々と光の樹になる→束になって龍になる→宇宙に登り、遥まで泳ぎ行く)等、様々な情景をみせてくれた。

『本日の担ぎ太鼓』では、前列の子供と会話する様に、叩く場面も。
（子供が照れてちゃって、微笑ましかった～）
『本日のチャッパ』では、担ぎ太鼓同様に、すんごいテクニックで観客を魅了！
ありえない早打ちと、リズムと共に聴こえてくる旋律の所為で、
「ホントは手が２本以上、あるんじゃない？」って思ってしまう。

最後に、特大平太鼓を叩き、体にズッシーンと染み込ませて、締め。

色々なパワーを吸収。
体に活気が満ちた気がする。

 

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