[道]の歩き方。

滑りやすい冬道を歩く時。
「あ、ココは滑る」と目視して判断した場所を、踏まない様にと注意しながら歩いていると、
何故だか決まって、歩数がその場所に合ってしまう事がある。
なので、その手前で右往左往、立ち往生したり、或いは、踏んで滑って転んだりする。

友人H氏曰く、
「安全な場所を見ながら歩けば良い」 との事。
「『危険な場所』を意識してしまうから、足がその場所に合わせた歩き方をしてしまうからだ」 と。
つまりは、
「自分の歩きたい場所を見ていれば、自ずから足はそこに動くだろう」 と。

それ以来、
危険な場所を事前に目視しにて確認し、安全と思われる場所を見ながら歩く様にした。
歩数がそこに合わさって、転倒回数が少なくなった様に思える。
（自己比較の為、当てにならない？）

何だか、[人生]とかいう道にも似てる。
その昔、自分が想像し望んだ未来に、何故だか少し近づいている時がある。
そうなりたくないと思った未来に、何故だか、なってしまう時もある。
目指す未来を見ながら歩いたら、また一歩、近づけるだろうか。

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夜道をひとり歩く時。
皆の幸せを祈りながら歩く。
例え、寂しくて悲しくて辛くて悔しくて涙が出そうでも、泣いてはいけない。

何故、寂しい･悲しい･辛い･悔しいと思うのか、と考える。
それは自分の中に何らかの欲があるからで、その欲が充たされない故にそう思うのだ、と。
それらの理由で泣くのなら、その欲の香りに誘われた魔に付け込まれるのがオチだ、と。
欲からは幸せは生まれない。

静かな夜道を、ひとり歩く。
そんな夜だからこそ、私に幸せを分けてくれた人達の幸せを、静かに祈る。
小さな私の代りに、何らかの大きな幸せによって、貴方が包まれますようにと祈りながら歩く。
そしたら、寂しくも悲しくも辛くも悔しくもない。
悲しい涙は出ない。温かくなる。

私には、自然と幸せを祈りたくなる人達がいる。
私には、私が幸せを祈っても許される人達がいる。
そんな自分が嬉しくなる。

コメント 2

ｳﾝ　たしかに　たしかに　・・・
私は月夜の夜道はお月様とおしゃべりしながら歩きます。
アブナイばあさんにみえてるかも～(^^ゞ
でも上を向いてるから涙はこぼれませんよ。

道は安全か危険かに関係なく真っ直ぐあるきます。
でもまだ一度も転んだことがありません。
かなり不恰好に注意しながら歩きます。
躓くことはしょっちゅうです。。。ｆ(^O^)

私にも心から幸せを願いたくなる人達がいます。
そんな自分にほっとします。
by ケイ (2008-12-30 20:48) 

> ケイ 様
私も道の状態が良い時は、空を見て歩きます。
雲、星、風、月、鳥、街路樹、等々。
また、道端の草花や虫達なんかも素敵ですし。
話したり微笑む対象は、歩いていれば沢山ありますよね♪

私が幸せを願えるのは、周りに幸せを分けてくれる方々がいるからです。
自分が幸せじゃなきゃ、幸せを祈れないなんて…。
まだまだ、心の弱い証拠ですね(^_^;)
少しでも強く、優しくなりたいです。
by yama_me (2008-12-31 19:34)