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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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皆様、今日もご安全に。
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【森の子どもの村】、滞在3日目。 [▼雑記]

6時半、起床。
寝袋を巻く。
さっと顔を洗う。
今日は温かいから、2日間着ていたフリースとウインドブレーカーを脱ぐ。

朝食は、玄米、南瓜ポタージュ、南瓜サラダ、マロングラッセ、蓬パン、チャパティ、
大根菜と人参菜と揚げ天の胡麻油炒め、サバの炭火焼、ポークウインナー、
スクランブルエッグ、茹でトウキビ、ほおの実茶。
皆で焚き火を囲んで食べるのも、最後なんだと思うと、寂しくなった。

私がバスの中でお腹が空かない様にと、M氏が玄米おにぎりを握ってくれた。
中の具は、おばばさんが作った、菜っ葉の胡麻油炒め。
本当に嬉しい。

民族雑貨店【サバイディ】で、買い付けしてきたばかりの品を見る。
おじじさんは「30分位で見終われるよ」なんておっしゃっていたケド、女の子達が30分なんかで足りる訳ない!
皆で「可愛い~♪」なんて言いながら、試着したり、眺めたり、迷ったり…で、あっという間に1時間は経過した。
男性陣は、そんな女の子達を見ながら、店内にあるカフェコーナーで美味しい珈琲を飲む。
私は、店内に描かれていた白い犬のイラストがあまりにも格好良くて、携帯カメラで撮影大会。
自分用のお土産に、カレン族のネックレスを購入。
あと、キャンピング用品一式を貸してくれたO氏にと、アンデスの塩、手織りスカーフを購入。

ちょっと欲しい物があったので、後ろ髪ひかれつつ、紋別へ向かう。
車内で色々お話。
おばばさんが「バイカル湖のほとり」を歌って下さった。
おじじさんは、ブナの森の話をして下さった。
S氏が持参してきたカリンバの音が響く。
M氏が元気に笑う。

紋別市内の食堂『まるとみ』で、昼食。
S氏とM氏は本州の方なので、本場の海鮮丼を食べるのが夢だったらしい。
私は残しそうだったので、お刺身定食。

帆立の刺身、甘い。
クジラの刺身、初めて食べた。
注文の時にご飯を減らしてもらったけど、やはり多くて残しそうだった。
が、心強いお2人が食べて下さった。
最後の一口は、おばばさんのアドバイスで茶漬けにしたら、食べれた。

なんと、おじじさんが奢って下さった。
「先に払っといたから」なんて、さらりとおっしゃるもんだから、3人で「おじじ、格好良~い!」とハモる。

紋別ターミナルにて、M氏を見送る。
この3日間で、皆してあれこれ話し合ってきたから、
これから彼女が色々な問題に直面するのだろう事は知っている。
それでも彼女は笑顔で、ずっと笑ってた。
1ヶ月間、ずっと一緒だったS氏も涙目で笑う。
最後は皆とハグ。
頑張れ。

森に帰る途中、【道の駅・滝上】に寄る。
おばばさんの『森工房』の素敵な作品が販売されている。
遠友亭土産に『芝さくらハッカ甘納豆』を購入。
あとお世話になった方々にと、『月のしずく』チーズを購入。

おばばさんが『芝さくらソフトクリーム』を奢って下さった。
美味しいのだけど、特に「コレ」と断定出来る味ではなかったので、
「芝さくらの味、しないなぁ」と言ったら、
「芝さくら味って、どんな味?」という突っ込みをされて、皆で笑った。

森に到着。
帰り支度、終了。
寂しくなって、森の小道を駆けながら、携帯電話カメラのシャッターを押す。
でも、何処もどれも美しいから、きりが無い。
撮影は止めて、眺めて、触れて、匂いを嗅いだり。
人気の無い本部は、寂しくて、ちょっとだけ泣けた。

トイレ横の真っ直ぐな木が、前触れも無く、突然倒れた。
おじじさんに訊いたら、
「真っ直ぐで堅い木程、根元から倒れやすい」と。
強かに生きていくには、しなやかさも重要で、ガチガチじゃぁいけないんだなぁ。

森に「またね~」と言ってから、車に乗り、バス亭へ向かった。

バス停に車を止めて、車内でバスを待つ。
何だかソワソワ、上手く喋れてない自分。

バスが到着して、皆と握手。
皆が送ってくれているこんな時でも、
「バスに乗ってる方々を待たせちゃ悪いかなぁ」と考えている小市民な私が居る。
本当は、本当に、もう少し一緒に居たかったんだよね、私。

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自宅に着いてから、シャワーを浴びた。
焚き火の香りが、体から流れてきた。
ほんの3日間の事なのに、懐かしくて、森に帰りたくなった。


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