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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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皆様、今日もご安全に。
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『Blue Sky 大人の小学校 三大宗教施設巡り:2 仏教』に参加。 […参加講座、WS、イベント等]

31068973_1703330116421835_1370998242462435466_n.jpg31120785_1703330056421841_6100273517825956260_n.jpg4/15(日)に開催された『Blue Sky 大人の小学校 三大宗教施設巡り:2 仏教』に参加。
https://www.facebook.com/events/108677473308485/
会場は[新善光寺]、浄土宗です。
http://s-zenkoj.com/index.htm
去年も参加させて頂いたので、2回目の参加。
http://yama-me-mo.blog.so-net.ne.jp/2017-11-29

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今回のテーマは「般若心経ってなんですか?」。
参加者は中国、イタリア、日本の方々。十数人。
先生は副住職の太田真海さん。
資料がたっぷり!副住職の熱意が伝わってきます!


副住職が良い声で読経してくださった後、参加者皆で読経に挑戦。
実は、小学生の頃、様々なものに興味持ったものの一つに「般若心経」があって、ちょこちょこ読んでました。
なので、数十年振りに読んだのですが…結構忘れてました(笑)。
それから、イタリアの方が英語版般若心経「Heart Sutra」を読経してくださいました。
原文よりも理解し易いかも?!
http://sutra.lightswitch.jp/?eid=28
プリントで頂いた「般若心経ロック 現代語意訳」が一番伝わり易いのかな。
http://www.matsumasa.com/report/heartsutra/5.html

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そして、「般若心経」について。
お釈迦様が弟子(十大弟子)である舎利子(舎利弗:しゃりほつ、シャーリプトラ。特に知恵に優れ”智慧第一”と称された人)に語り説いているのが、「般若心経」だそうです。
だから、「舎利子」って語り掛ける言葉が何度も出てくるんですね…。

摩訶=大きな、偉大な。
般若=智慧
波羅蜜多:到彼岸=此岸:迷いから、彼岸:悟りに到る。
心経:心題=心髄の経典、大切な教え。

空(くう)=実体のないもの。変わり続ける状態。
 =縁起:全てつながりの中にある。全ては相互に関係しあって成立している。

色受想行識(しきじゅそうぎょうしき):五蘊(ごうん)。
色:物質的存在。
受想行識:精神作用=感受、表象、意欲、思惟。

眼耳鼻舌身意(げんにびぜっしんに):六根(ろっこん)=感覚器官。
六根清浄=心を清らかな状態にすること。山籠もりなど。
※信者がその際に唱えた言葉がなまって「どっこいしょ」になった。

苦集滅道(くしゅうめつどう):四聖諦(ししょうたい)=苦諦、集諦、滅諦、道諦。
この世界の一切が苦である、苦には原因がある、苦の無い悟りの世界がある、苦を滅する道がある…と知る。

最後の部分、「羯諦羯諦…」は秘蔵真言分と言い、サンスクリット語のマントラ。
とても大切な部分で、訳してしまうと意味が限定されてしまい、言葉の力も無くなってしまうので、三蔵法師が音をそのまま漢字で置き換えたのだそうです。

…他にもたくさん教わったのですが、書き取れなかったり…(笑)。
解った事は「300字程度の言葉の中に、悟りの心髄が書かれている」という事でした。

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それから、前回同様に塗香で身を清めてから「写経体験」。
http://yama-me-mo.blog.so-net.ne.jp/2017-12-01
今回は筆ペン或いはボールペンによる写経で、前回よりカジュアルに親しみを持って楽しめる感じ。
それでも皆、心を込めて書きました。

食前の言葉と念仏(南無阿弥陀仏)を10回唱えてから、ミニ精進給食(甘茶、クコの実が乗ったお粥、胡麻豆腐、お漬物)をご馳走になりました。
例えお漬物であっても音を出して食べてはいけない…との事で皆で挑戦しましたが…結構良い音が彼方此方から(笑)。

お食事を頂きながら、副住職と質疑応答

朝食は小食(しょうじき)、昼食は中食(ちゅうじき)、夕食は薬石(やくせき)。
午後から食事は禁止されていたけど、薬(養生)としての食事は可能だったから。
或いは、飢えを耐えるために温かい石をお腹に当てていたから。

他にも、剃髪のお坊さんとそのままのお坊さんがいる理由、読経の上手下手判定基準、木魚を叩く際のリズムの種類など、ぶっちゃけた興味深いお話が多く、とても楽しかったです。

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本堂に移動。
極楽浄土を模した豪華絢爛な本堂の中、御本尊の前に皆で一列に座り、副住職の読経に合わせて木魚をポクポク。
此処で木魚を叩くのは[D.W.ニコル]さんのライブ振り、2回目。
http://blog.dwnicols.com/?eid=1097092
ドラムやベースもそうなのだけど、乱れることなく一定のリズムを叩くのって結構重要で大変。
早くなってないかな?遅れてないかな?とか思いながら、最後まで叩き切りました(笑)。

そして、最後には更なるスペシャル体験!
17時にお寺の鐘を撞かせて頂きました。
以前、千歳で除夜の鐘を撞いたことがあるけれど、今回は結構重たく感じました。
歳の所為かな。

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気が付けば、あっという間に2時間経過していて、かなりもりだくさん体験しました。
ありがとうございました!

次回の『三大宗教施設巡り』はイスラム教。
モノヴィレ参加の後だから、体力気力の残量が心配なのだけど…参加出来たら良いなぁ。


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