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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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『クリストとジャンヌ=クロード1958-2006展』鑑賞。 […展示鑑賞]

 ■『クリストとジャンヌ=クロード1958-2006展』
 (Christo and Jeanne-Claude: Works and Projects, 1958-2006)

【会場】 札幌宮の森美術館
【日時】2006/10/29(火)~2007/01/28日(日)

私がふたりの作品を始めて見たのは、教科書だったと思う。
草原を何処までも白い布が走る作品『ランニング・フェンス、カリフォルニア州、ソノマとマリン郡、1972-1976』と島をピンク色の布で囲んでいる作品『囲まれた島々、フロリダ州、マイアミ、ビスケーン湾、1980-1983』。
あと、新聞記事で『アンブレラ、日本-アメリカ合衆国、1984-1991』。この記事を見た時は、「何でそんなことするんだろう」「生で見てみたい!」と思った。

残念ながら、それらの作品を見る事はもう出来ない。(期間限定、永遠ではない作品。故にいとおしいくて美しい)
だが、プロジェクトの構想の為のドローイング、コラージュ、記録写真・映像等により、ヴァーチャル的に楽しめた。
特にコラージュは、始めて本物観たのだけど…凄い。写真や本では(当たり前に)平面なのだけど、実物はこんなにもデコボコしていて、着色が美しい!(山下清の作品を始めて観た時くらいの感動!)
『アンブレラ』は、日本の田畑が虹色に描かれ、光り輝いてる。これは自分の目で観ないと分からないので、必見!

会場内で流されていたDVDはとても興味深い内容で、見ごたえ充分。
地元住民との交渉、設営中のエピソード、創作過程等、「いかにして『ランニング・フェンス』を作ったか」のドキュメンタリー。

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普段の生活の中の景色に変化が起きて、美しく瞬いたなら、それ以後に見る、いつも同じはずだった景色は、以前よりも美しく思え、生きている感動を思い起こさせるのではないだろうか。

本当はいつでも美しいのに、気が付かない人が多いのが実状。

自己表現。美しいと感じ、信じた事への純粋な欲求、追求。

人に褒められたいのではない。「美しい」からこそ、創造する力。


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