【夢Photo 2006】、鑑賞。

■写真クラブ [ Be PHaT!! ] 第3回作品展
『夢Photo2006～新たなる出発（たびだち』
【日時】10/18(水)～22(日)　10:00～19:00（最終日～17:00）
【会場】 サッポロファクトリー　レンガ館３Ｆ  札幌市写真ライブラリー展示室 （入場無料）

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『虹色Chaos』でお世話になった零氏と、私が尊敬するアウトドア派カメラマンTaka氏が出展。
会場内にて、久し振りにTaka氏と話する事が出来た。

彼の撮影した写真で、とても気になるのがあった。
岬から海と空を見渡して、魚眼レンズで撮影された写真。

空の明るさは夜明け位。
薄桃色の雲が溶け込む様に漂っている。
明るい空なのに星の軌跡が写っている。
海は青く透明なのに、幻想的な深さを感じられる。
海上の漁船の光が明るく写り込む。
手前に移り込んだ植物ははっきりと写っている。
何とも不思議な空間。

撮影秘話を訊いたところ、
真夜中、満月の光の元、バルブを５分間開けっ放しで撮影したとの事。
彼が休みの週末で、満月で、尚且つ天候に恵まれないと撮影出来ない。
彼は1年半かけて、やっと撮影出来たと教えてくれた。

他にも、上記の方法で撮影された波打ち際の写真やオリオン座の写真や、
展示されていない写真をアルバムで見せてくれた。
山登りの話もしてくれたが、あまりにも楽しげに話すので、
つい「登ってみたいなぁ…」と思ってしまう。

自転車に乗って、山に登って、写真撮って…かなりアクティブ。
それらを楽しむ彼の気持ちが作品に写り込んでいるから、
「そんな世界や景色もあるんだ」とワクワクする。
自分の感じた美しさや楽しさを真っ直ぐに伝えられる、
そんな彼を改めて尊敬する。