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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
Check the state of my artwork and concerts from the Category!
 All rights reserved.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
作品や活動など[category]からご覧頂けます。
皆様、今日もご安全に。
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雨後の紫詰草の蕾 […植物]

IMG_5147.jpeg水滴がきらきらしていて、パヴェジュエリーみたい。
もふもふが小さな小さな水滴をたくさん蓄えて、そのひとつひとつがキラキラしている。
葉に並ぶ水滴も可愛い。


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『hand to heart ~ Creations6』に行ってきた。 […手工芸品]

IMG_5119.jpeg昨日は久し振りに、ハンドメイドイベント『hand to heart ~ Creations6』に行ってきた。

[hand to heart]さん主催のイベントは、見て判るCO2測定器や体温計付き消毒液スタンドの設置、サーキュレーター等を使用した換気、マスク着用のお願いなど、感染対策に気を使ってくれているので安心して来場、楽しめるのが有難い。
(お客様を呼ぶ側になっても、お客様の健康に配慮してご来場をお誘いできるのも有難い。)

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[海蒼 絵葉書館]さんのブースで、メンフクロウのポストカードを2枚購入。
パリ研修時、本屋でメンフクロウの仕掛け絵本を見つけて買ったくらいのメンフクロウ好きなので、このポスカは買わざるを得まい。
幼い時の顔のもっちり感がたまらない。めんこい…(*´ω`*)
是等はメンフクロウの可愛さを広める為、友人知人に送る予定 。

[Singing Stone]さんのブースでは、ストーンブレスレットを購入。
いつもは目に留まらないアクアマリンがメインのブレスレットが、今回は目に入ってきた。装着してみると何だかしっくり馴染む。アクアマリンなんて今まで気にしてもいなかったけど、ブレスレットとして組まれたものだからかな。
もうひとつ、かなり気になって気が合いそうなブレスレットがあったのだけれど、残念ながらサイズが大きかったので、今回は保留。でもきっとこれも出逢いなんだろうなぁ。


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ふくふくもふもふマルハナバチ […虫]

シャクナゲの花弁を「うんしょ、うんしょ」と脚で退けつつ、蜜を一生懸命に採集しているエゾオオマルハナバチ(蝦夷大丸花蜂)。
もふもふのお尻に花粉が付いても気にしない。私が近距離で観察していても気にしない。
健気でマイペースで、ふくふくと丸くてモフモフとしていてかわいい。
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北海道産鉱物(とりあえず、ざっくりと) […鉱物]

IMG_4919.jpeg実家から回収してきた石達。
北海道産 貝化石、緑鉛鉱、赤鉄鉱、方鉛鉱、閃亜鉛鉱など。
残念ながら、平和の滝 砂防ダム付近で採取した水晶単結晶は捨てられていた。無念。
私(所有者)に何も聞かずに捨てるなよ。

タグ:鉱物 北海道

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『森環 鉛筆画展』 […芸術収集]

IMG_5040.jpeg[森環]さんの鉛筆画展が5/10(水)から開催されるとのご案内を頂いた。ただ、先週からの急用と体調不良もあり、行けるかどうかがかなり微妙な状況だった。

開催当日、先にひとりで観に行っていた旦那氏から「作品、購入しました」との報告。
ちょっと悔しかったので、体調を見つつ急用を一段落させてから、ひとりで観に行った。

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前回札幌で開催されたのは、まさに緊急事態宣言が出された頃。その所為で会期は予定より早く閉めなくてはいけなくなったらしい。

久し振りに原画が鑑賞できて嬉しかった。
画像や印刷物では判らないような繊細な色の濃淡や線の微妙な加減、煌めきみたいなものをたくさん拝見させていただき、大満足!これは原画でなくては判らないものだと思う。
物語の場面の切り取り方が芳醇で、その奥にも世界を感じられるのが楽しい。
ふと、最初に観た[ギャラリーユリイカ]の時を思い出し、あの時よりもやわらかく温かくなったなぁと感じたりもした。

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森環さんのご主人は漫画家の[森雅之]さん。
森雅之さんの作品も大好きで、小学生の頃から『天文ガイド』で拝見していて、その時のポストカードを今でも大切に持っている。
会話の中でお二人のちょっとした生活話を聞かせて頂き、ほっこり。[鴨々堂]での作品展の時も聞かせた頂いたけれど、素敵なご夫婦だなぁって思う。
「札幌で二人展をやりたい」とおっしゃっていたので、是非とも開催して欲しい。叶うと良いな。

■森環
https://www.moritamaki.com

■森雅之
https://www.morimasayuki.com



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実山椒の下処理→実山椒の佃煮を作った。 […飲食物]

IMG_5025.jpeg今年も実山椒を入手。
去年は塩漬けと佃煮を作った(https://yama-me-mo.blog.ss-blog.jp/2022-06-02)けれど、今年は佃煮のみを作ることにした。

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先ず、実山椒の下処理。

1)実山椒100g(和歌山産)

2)実と小枝を分離。実についている細い枝(軸)は残しておいても良い。
※ 我が家では(私が小骨が苦手なこともあり)後から気になると嫌なので、出来るだけ軸も取り除いた。

3)水を取り替えながら2〜3回程度水洗いして、ほこりや汚れなどを落とす。黒い実は取り除く。

4)鍋にたっぷりの湯を沸かし、湯1Lに塩小さじ1程度を入れて、指で潰すと実が潰れる程度にまで茹でる。5〜6分程度経った頃から実の硬さを確認。
※ 今回は8分程度。収穫のタイミングの違いで硬さにも違いがあるらしいので注意。

5)水を1~2回替えつつ30分~1時間程度、水にひたしてアク&辛味抜き。味見してみて、エグみや辛味が強ければ水に晒す時間を伸ばす。大体の目安は1時間程度らしい。
※ 今回は辛味好きな私基準で良い痺れ具合だった30分程度。

6)笊に上げて、ペーパータオル等で水気をよく取る。水気が残っていると保存に影響が出やすいらしい。


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『実山椒の佃煮』

・下処理した実山椒:90g(※ 処理前は100g)
・水:100ml
・酒:大さじ3
・みりん:大さじ3
・醤油:大さじ2と1/2(※ 2回に分けて使用)
・砂糖:小さじ2

7)下処理した実山椒、水、醤油(半量)・酒・みりん・砂糖を鍋に入れて火にかける。

8)蓋をせずに弱火で30分程度、汁気がなくなるまで煮詰める。短時間で煮詰めると佃煮の仕上がりが固くなるらしい。
※ レシピを調べている最中に「初めから醤油を全量いれると実山椒が固くなる」というのを見かけたので、煮始めてから15分後位にもう半量の醤油を追加して煮詰めてみた。

9)できた佃煮を煮沸消毒した瓶に保存して完成。日持ちは冷蔵庫で1ヶ月程度らしい。長期保存は冷凍庫へ。

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枝から実を切り離していたら、とても小さな木の芽を見つけた。
可愛かったので、1円玉と並べて撮影(笑)。

去年から始めて2回目ということで、手際良くなったと思う。
下処理の間、とても良い香りが部屋中に漂って心地良かった。実を切り離した枝も良い香りがして、捨ててしまうのが勿体無いくらい。

また作りたいなぁ。


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蜜蝋ラップを作ってみた […雑貨類]

IMG_4984.jpeg[株式会社KAWAGUCHI]さんの『オーガニック布でつくる みつろうラップ』キットを購入。私が購入した[COOP]店頭には無地の布しかなかったけれど、ネットを見たら可愛い柄物のキットも販売されているらしい。
https://amzn.to/42G95C8

1)説明書の通り、アイロン台の上に新聞紙4〜5枚→クッキングシート→布と重ねて置く。
2)布の上に蜜蝋15gを均等になるように置いていく。
3)その上にクッキングシートを重ね、低温(80〜120度)のアイロンで布全体に染み込むように、蜜蝋を溶かしながら伸ばし広げていく。
4)蜜蝋が布全体に浸透したら、上のクッキングシートを外し、熱が冷めるまで待つ。
5)冷めたら、下のクッキングシートを外して完成。

かなり簡単に作れた!蜜蝋が溶けて伸びていくのが楽しい。
ちょっと後悔したのは、布にアイロンかけて折り目を伸ばしておけば良かったこと。

大根などの根菜を切った後、断面をビニール製ラップで包んでいるけど、毎回ゴミになるのがちょっと嫌だった。蜜蝋ラップなら洗って何度も使えるのが良い。
存在は以前から知っていたし販売されているのも知っていたけど(解っているけど)ちょっと高値でなかなか手が出なかったから、今回比較的安価で入手できたのも嬉しい。
平均使用期間は半年〜1年程度らしい。色々使って試してみたい。


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[札幌景観色]のカンテレで繋がったもの […札幌景観色]

IMG_4899.jpeg海外の大学でカンテレの研究発表なさっているCさんから連絡が来たのはいつだったかな…。北海道でカンテレ活動をなさっている方々からの繋がりだったのは間違いない。

私が[札幌景観色]で絵付けしたカンテレ(https://yama-me-mo.blog.ss-blog.jp/2019-07-25-1)の写真を気に入ってくださり、研究材料として使いたいとのことで、新たに撮影した写真と[札幌景観色]のエピソードを共にお送りしたのは去年の春だった。

先日、無事に博士論文を書き終えることができたとの嬉しいご報告と共に、私のカンテレ写真を表紙に使いたいとのご連絡があり、有り難くお受けした。
後日、そのお礼にと素敵な贈り物が国際便で到着。絵葉書には感謝の言葉が綴られていたけれど、此方こそ本当に有り難く、心より感謝しています。
そして、こんな素敵な繋がりを作ってくださった方々にも改めて感謝申し上げます。

カンテレのことは勿論だけれど、日本という国の中の札幌の色[札幌景観色]というものを他国の方々に伝えられたことも嬉しい。ありがとうございます。
また何処かの誰かに繋がって、その方が札幌に来た時に「あ、あの色は…」って思ってもらえたら嬉しいな。


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憧れの『地図と鉱石の山の手博物館』へ […鉱物]

IMG_4968.jpeg急な用事も一段落した週末、憧れの『地図と鉱石の山の手博物館』へ行ってきた。
https://www.yamanote-museum.com/index.htm

建物のガラス扉を開けると、玄関内に所狭しと大小様々な鉱物がゴロンゴロンと置かれている。否、転がっているという表現の方が伝わるかも(笑)。
奥からスタッフさんが出てきて、館内の扉を開けてくださった。
そこにも未だ分別しきれてないような鉱物が床にもゴロゴロと置かれており、石!石!石だらけ!すごい!
館内は思っていたより狭い。通路は人ひとり通れる幅くらいしかない。元々それほど大きくはない室内にたくさんの鉱物が展示されているので、余計にそう感じさせるんだと思う。その分、見応えが十分!展示物の質と量がものすごくて、目眩起こしそうなほど楽しい。

特に北海道内の鉱物のものが多く、閉山されている箇所で採掘された鉱物や滅多に見かけることがないような貴重な鉱物など数多く展示されている。なので、同じ鉱物でも見比べたりすることもできる。
未だ未だ初心者で未熟者な私、方鉛鉱と閃亜鉛鉱の見分けがいまひとつ判らないので、こうしてたくさんの鉱物を見て、目を肥やせるのは大変有難い。
因みにCovid-19の感染対策の為、地下の展示スペースは閉じていた。

もう年間パスポートを購入して通おうかしら。絶対また行く!

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お土産に、檜山郡上ノ国町の勝山鉱山産の重晶石を購入。 ほんのり青く、透明感もある石。素敵。


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稲倉鉱山 ロードクロサイト […鉱物]

IMG_4936.jpeg北海道古平郡 稲倉鉱山
ロードクロサイト(インカローズ)


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エゾノウワミズザクラ? […植物]

IMG_4935.jpegドライブ最中、少し黄緑っぽいクリーム色の桜みたいな樹を発見。車を戻してもらって撮影、観察。普通の桜よりも濃くて甘い香りが漂っていた。

「クラブアップルかな」と思ったのだけど、画像検索すると[エゾノウワミズザクラ(蝦夷上溝桜)]との結果。多分こっちが正解。
http://ja.wikipedia.org/w/index.php?curid=2237586
https://www.bg.s.u-tokyo.ac.jp/nikko-old/pra/prunus/ezonouwamizuzakura.html?fbclid=IwAR2X4DH8LwadJ2TFScLMyFnIANR_GMxKjZK9P_2byqmxQchaKxBUKKfg_f8

アイヌ文化によると、この強い芳香が病魔を追い払ってくれるらしい。よしよし。


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[what is there]さんのガラ紡のコースター […食器]

IMG_4895.jpeg「少し大きくて厚めのコースターが欲しいよね」と探していて、見つけたコースター。

大阪府貝塚市在住の手織り作家[寺田靖子]さんのブランド『what is there』のもの。
https://www.instagram.com/what__is__there/

ガラガラと音を立てて糸を紡ぐ様子から名付けられた日本独自の紡績機[ガラ紡]。通常は大半が廃棄処分になる[落ち綿]を原料に、ゆっくりと紡がれた糸は手紡ぎに近い素朴な風合いになるそう。
そのガラ紡の糸を緯糸に、リネンを経糸に織り込んで作られた手織りのコースターとのこと。

ほっこりした温かみのある手触りと色合いが良い。
温かい飲み物が入ったマグやポットも受け止めてくれそうな感じも良い。




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花の彫刻のようなパイライト […鉱物]

IMG_4907.jpeg花の彫刻のようなパイライト。
産地は不明…_(:3 」∠)_


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多愛ない日々の記録 [▼雑記]

最近は些細な物事や過ぎていく時間が何だか少し愛おしい。
そんな多愛ない日々の記録を、作品掲載しているアカウントとは別のInstagramに。
殆どが食べた物の記録ですが(笑)。
https://www.instagram.com/zoey_yolande/


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ナガカメノコテントウ? […虫]

IMG_4856.jpeg今年も[カメノコテントウ]に逢えた。去年出会った個体より小さめで細め。ハートマークがチャームポイント。
場所は小樽市内、中心部。
北海道のカメノコさんは殆どが[ナガカメノコテントウ]らしいので、去年(https://yama-me-mo.blog.ss-blog.jp/2022-04-26)のもそうだったのかも。


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20230502-0503の夢:よもぎ大福 […夢の覚書]

手のひらに収まるくらいの大きさの蓬大福を作った。 幾つか作って並べて、さて食べようかと思って手に取ると、何故か石になっていた。
表面が磨かれた緑泥石できれい。食べれないけど、これはこれで嬉しい。

…というところで目が覚めた。
この夢はどんな意味があるんだろう、と思い、スマホで「夢占い よもぎ大福」と検索。
サイトの情報によると、豆、紅白、粒あん、漉しあんなど、大福の種類によって吉凶が違うらしい。
さて、よもぎ大福はどうなんだろう…

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…というところで目が覚めた。
夢の中で夢を見ていたんだな。


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20230431-0501の夢:狐の子 […夢の覚書]

小さな古びた温泉街。知る人ぞ知る温泉と言えば聞こえは良いけど、泉源がひとつなので、それほど大きくはならなかっただけの町。
人口も少なく、賑やかさは無いが、それ故に穏やかであることが魅力となっているのかもしれない。

この町に来たのはいつだったろ。
毛が皆と違って白いからと虐められ、逃れ逃れてこの町に来た。自分が大人だったらもう少し抵抗できたのに。
親は知らない、いない。自分ひとり。
そのままの姿だとキツネと呼ばれて追われるけれど、不完全ながらもヒトに化けることが出来るので、その姿で何とか生きている。
その姿は人間からは小学生くらいの子供に見えるらしい。「僕」とか「嬢ちゃん」とか呼ばれる。自分はその何方でもないけれど、そのお陰で可愛がってくれる人がいることが有難い。
その姿で町の人達のお手伝いをして小銭を稼いでいる。

この日は、雑貨屋の配達と飲み屋のトイレ掃除を頼まれていた。
雑貨屋の小さなおばあちゃんは、配達が終わった後に賃金と一緒におやつを付けてくれる。今日は小さなカステラ。これが甘くて美味しい。
飲み屋のおばちゃんは煙草臭くて化粧が濃いのが少し嫌なんだけど、酔っ払いに絡まれた時には庇ってくれるなど、とても良くしてくれる。「こんなに小さいのに親のために頑張っているなんて偉いねぇ」と、賃金を多めにくれたり、賄いをカウンターで食べさせてくれることもある。

住処は町の外れ、小高い丘の上にある神社裏の林の中。
お社を中心に円を描くような急な階段が左右にあり、右から登って左から降り、くるりと回って参拝できるようになっている。 小高い場所にあるので、誰も裏手のことは気にしておらず、居心地が良い住処になっている。誰も自分が此処に住んでいることを知らない。
いや、ひとり、いた。
この神社に住んでいる同胞、金色の毛を持つ仲間。年齢は彼の方が少し上。自分のことを気にかけてくれている友人…正確には友狐、か。
彼は此処の神社で生まれ住んでいる。親は忙しく働いているらしく、此処にいることはあまりない。修行と称して、彼が色々と此処で頑張っているらしい。
その親達も自分のことには薄々気がついているっぽいけど、同胞ということもあり、気にせずにいてくれているようだ。

ここ最近はお互いヒトの姿で、宮司さんと一緒に次のお祭り用のお守りの準備をしている。
紙が巻かれた小さなお札、木の実、貝殻、それと小さな布袋。これをセットにして白い紙袋に入れていく。
お祭りの夜、大切な人たち同士で対になり、一人がお札と実と貝を布袋に入れ、それを受け取ったもう一人が袋の中に息をひとつ吹きかけて紐を縛って、お守りは完成する。
出来上がった白い紙袋が三宝に積み上げられていくのを見て、案外町の人って多いんだなと思ったりしながら、黙々と作業は続く。
お祭りは明日。

夜、作業が終わって、住処に戻って、丸くなって眠る。
誰かといた後、ひとりになるのはやっぱり寂しい。

翌日、お祭り。小さな温泉街でもそれなりに賑やかになる一日。
子供達は浴衣なんかを着せてもらったりして、きれいな兵児帯がゆらゆらと金魚の尾鰭みたいに揺れている。雑貨屋のおばあちゃんがそれをにこにこと眺めている。
大人達は明るいうちからお酒を飲んで騒いでいる。飲み屋のおばちゃん、いつもより化粧が濃いみたいだ。
自分はそれを近くの草むらから眺めている。自分は普段通りの格好だし、友達がいるわけでもないから。皆の中にいる方が余計寂しくなる。眺めているのも寂しいけれど。人間が羨ましくもある。

徐々に暗くなると、皆、手に小さな蝋燭提灯を持って神社の鳥居の前に集まってきた。
正装した宮司さんが三宝に積まれた白い紙袋を神前に捧げ、祝詞を唱えながら大幣を振る。人々は首を軽く下げ、その祝詞を静かに聞いている。
それらが終わると、人々は鳥居をくぐり、右側の階段を静かに登ってくる。急な階段なので、皆それぞれに助け合いながら、ゆっくりと。
お社の前にたどり着くと、静かにお参りし、宮司からひとりひとりにお守りセットが入った紙袋を渡される。受け取った人々は、来た時と同じように、左側の急階段を降りていく。
階段を降りた境内で、皆それぞれにお守り作りを始めている。大切な相手を思いながら布袋に詰め、受け取った人は感謝とこれからの事を願いつつ、息を吹き込む。穏やかで温かな光景。

それらを見ていると、寂しさで胸が苦しくなった。

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…ってところで目が覚めた。

タグ:夢日記

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稲倉鉱山 ロードクロサイト […鉱物]

IMG_4818.jpeg北海道古平郡 稲倉鉱山 
ロードクロサイト(インカローズ)


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