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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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『逓信・郵政建築展 -源流と発展-』を鑑賞。 […展示鑑賞]

[市立小樽文学館]にて8/6(土)から開催中の特別展『旧小樽地方貯金局竣工70周年記念特別展 逓信・郵政建築展 -源流と発展-』を鑑賞。
郵政省建築部の歴史を振り返りつつ、日本の公共建築の流れや理念、場のかたちについて考える展示。
http://otarubungakusha.com/yakata/exhibition

会場には建築物の写真やスケッチ、図面、建築模型、タイルや照明のパーツなど多く展示してあり、とても興味深く見せていただいた。
時代が進むにつれ、西洋からの影響(アール・デコ、バウハウスなど)を受けつつ、合理的機能的な近代建築へ、そして庇の建築へとなるさまを見て取れる。
あと、青焼き図面から「ああ、こういう風に仕上がるんだろうなぁ」とか想像しながら観るのも楽しい。

特に後半。 現在の[市立小樽文学館・美術館]は元々[小樽地方貯金局]だった建物。
建物の壁面に設置された「 OTARU LIBRARY MUSEUM OTARU CITY MUSEUM OF ART 」のレタリングは、その当時に掛けられていたもののオマージュなのか、とてもよく似ている。
展示されている模型は、以前職能大生が製作したものとのこと。
https://www.otaru-journal.com/2009/04/2009-0412-1/

創建時の青焼き図面も展示されていて、それ見ながら「成程、この中はこんな風に鉄鋼が組まれているんだな」と、建物内の柱や梁などを見比べつつ観るのがとても楽しく、思わずワクワクにやにやしてしまう。
…マスクしてて良かった〜(笑)

建造物の中からその図面を見つつ鑑賞できるなんて機会はあまりないと思うので、私的に強くお勧めしたい。

例えば、目録と一緒に注釈が記載された青焼きコピーも置いて、それを手掛かりに館内の柱を観てまわれたり、柱の中の鉄骨と同じ太さの丸木材が展示してあっても面白いかも…なんて思ったりした。

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4ECA352E-AC4E-4D84-BFA2-C53C72A9C302.jpeg写真は、今回のフライヤーと展示目録、コスプレしている[市立小樽文学館]のゆるキャラ[オタブン]。前回の九尾の狐ヴァージョンも可愛かったなぁ。
今までのコス、まとめてシールシートにして欲しい。



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