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【 yama_me 】
Artist. Painter.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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『稲倉石の世界展』鑑賞。 […鉱物]

先日、パン屋に行った際、店内の片隅に石が飾られているのを発見。お話を伺うと、石や鉱物がお好きとのこと。私も大好きなので色々お話しさせていただいた。

すると店員さんが「そうだ!石がお好きなら…稲倉石の展示会が今日までなので観に行ってみてください。個人でされているので、なかなか観れる機会がありませんので」と情報を教えてくださった。
折角なので、教えていただいた会場へ行ってみることにした。

この時は「個人での展示だから、大きめのが数個くらいかな」と思っていた。それでも、今は閉山となった稲倉石鉱山のものだから一見の価値は大いにある。

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会場に着いて吃驚!
数個どころじゃなく、稲倉鉱山の菱マンガン鉱(ロードクロサイト:インカローズ)が本当にたくさん展示されてて、ブワッと包まれてしまうほど。そして大きさが尋常じゃない。種類も多くあって博物館レベル。
俗に言う「積丹ルビー」「桜マンガン」、葡萄状、鱗片状結晶、柱状石筍(鍾乳石のようなもの)、粒状など、形状も色も多数あり、その凄さに目が回る。

特に今回初めて観たのが緑色のもの。緑マンガン鉱の葡萄状の塊。一瞬「マラカイトかな」と思うくらい、緑色の縞模様が美しい石だった。

写真撮影OKとのことだったので数個ほど撮影させていただいたけれど、今思うと撮り足りない。半分も撮影していない。興奮し過ぎてて、撮影すべきポイントを逃しているような気がする。ちょっと悔しい。

稲倉石が大好きなご夫婦がご趣味で集めていたものを初めて展示されたとのことだったけれど、ご趣味でこれだけ集まるのだから、人徳が計り知れない。
今ご存命の稲倉石鉱山の鉱夫さんは4人しかおらず、その方ともお話されたことがあるとのことで、写真をみせてくださった。

地元の新聞にも今回の展示会のことが掲載されたそう。以前は各家庭の玄関先に飾られていたそうなので、そういうのを譲り受けたので水石仕立てが多いのかも。

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本当にご趣味でやられているらしいので「今回で最初で最後の展示」と考えているとのこと。いずれは何処かに寄贈しようと思っている、とも。
とても貴重な資料なので、是非とも多くの方々に観て知ってもらえたら良いな。石好きの友人達に是非とも観てほしかったなぁ。それが少し残念。
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北海道稲倉石鉱山の菱マンガン鉱がビーズやルースになっているのは見ることあっても、原石はあまり見かけない。
見つけたのはこれくらい。やっぱり珍しいんだな。




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