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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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皆様、今日もご安全に。
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持ち去られた原稿 [●アートワーク]

もう時効だから良いかな(笑)。

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昨今のStayHomeの所為か、自宅に保存してある私の過去作や下描き、資料などを家人が見たがる。というか、本棚のファイルを出してきて見ていることがある。
その中にひとつ、かなり昔に持ち去られた原稿があるのを見つけた。生原稿は(原稿料支払われず)持ち去られてしまったので、手元にあるのはコピーのみ。

依頼主は、元職場の友人の知り合いのカメラマン。
モデルを使って撮影して何処かの企業に売り込みたかったらしく、その前段階のイメージイラストを描いて欲しいとのことだった。
イメージする場所(幾春別炭鉱跡地?)とモデルさんの顔写真を渡され、「つる草が絡んで、人が朽ちて、物の一部になるような感じ」みたいに言われて描いた。
何枚か描いて、それら原稿を先渡し。「また後から連絡する」と言われてそれきり。頂いた名刺に電話するもなかなか出ず。そのまま繋がらなくなったので諦めてしまった。

その撮影はされたのかな…駄目になったのかな…。
元職場の友人とも転職の際に繋がりが切れてしまったから、その後の事は判らず。
もっとしつこく連絡取れば良かったと自分にも反省しているし、かなり昔の事なのでもう怒りは無い。
むしろ、もし撮影されていたのなら是非とも観たかった。

確か、短大卒業後位の時のお仕事だったと思う。
高校~短大時代のお仕事はバレエやミュージカルなどの舞台関係者が多く、芸術に対しての価値を改めて教えてくれるような素敵な方達ばかりだったので、まさか原稿が持ち去られるなんて思ってもいなかった自分も悪い。
そういった意味でも勉強になった一例。

思い返してみれば、原稿持ち去りだけじゃなくて、絵をパクられたり、原稿の一部を勝手に改変されたり、使用後に支払われるはずの原稿料を半額以下にされたり、キャンセル料を支払われなかったり…他にも色々あったなぁ(笑)。
…なんて、家人と一緒にそれらを見返しながら思い出していた。
どれも良い学びになっている。
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