「誰かの命を大切にする行動が、延いては自分や大切な人の命を救うことになる」

テレビのコメンテーターが「誰かの命を大切にする行動が、延いては自分や大切な人の命を救うことになる」と言っていた。

以前「四つ葉を見つけたその足元に、踏まれた三つ葉があることも思う。自分が幸せであっても何処かで悲しんでいる人がいることを、自分達が平和であっても世界の何処かで紛争や貧困があることを忘れてはいけないと思う」みたいなことを言ったら、「自分の周りの幸せしか関われないのに、遠くのことまで気を配れない。見えないことを見た(知った)ところで何もできない。ならば、自分の幸せと周りの幸せを享受した方が良い。」みたいに返されたことがある。

言いたいことは理解できる。その方が楽だし、幸せに生きていける。幸せに生きることは誰にでも許されている。それに、自分の事でいっぱいの時に、誰かの事を想うなんてのは難しい。
そして、人はやはり微力で、誰かの行動や思考を変化させることはできないし、してはいけない。

ただ、もしかしたら、そんな考えが感染を広げているのかもしれない。なんて、ふと思い出した。

誰かの幸せを想うことが、自分や自分の周りの幸せに繋がっている。地球はひとつで、世界はつながっているから「自分だけが良ければ」なんてことにはならないんじゃないか、と。

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