『Lefaufau』コンセプト、みたいな…

作品展は皆様に自由に観て、其々に感じて楽しんで頂きたいので、敢えてコンセプトはあまり説明しなかったのですが…。

今日、[ギャラリーえん]のオーナー・ヨシさんに、乱文散文状態で、一部を読んで頂きました。
ちゃんと文章にしてから読んで頂こうと思っていたのですが、まとめきれる頭が無かったのです(笑)。
「これは、観る方に知っておいてもらった方が、更に深く楽しんで頂けるのではないか」というヨシさんのアドバイスで、掲載致します。

ipad、携帯電話のメモ機能、手帳、紙きれ…等々に書いておいたものなので、散文です。
(書いたものが未だあるはずなのですが、見つかりません・笑)
なので、何度も同じ様な言葉が出てきます。
戯言かもしれませんが、何卒ご了承下さいませ。

なお、これらを知らなくても、ただ作品を楽しんで頂ければ、それだけでも嬉しく思います。

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【Lefaufau／コンセプト】

揺りかご、巣、子宮、ユグドラシル(世界樹)、宇宙、森、海、空、土

チュウゲンの作品：核、種、実、花…ミクロ、カラフル、ハード…
私の作品：殻、外皮、羊膜、空気、水…マクロ、モノ、ユニ、ソフト…

朝露の中の世界、花開く世界、結実した世界、雨粒に溶け込んだ世界、星の様に自ずからきらめく世界、瞳の中の世界
それらを覗き込む、探して彷徨う、宝探し
自分とは違う世界
異世界、追体験、記憶
想像力を掻き立てる それ故に無限、宇宙

窓から覗く向こう側の世界
本当はすぐそばの世界、此方側の世界
貴方の世界に重なる、もうひとつの世界
私達を包む美しい世界の一部

それらの世界も私達も同じ物質で構成されている
巣の空(くう)に漂う素粒子達が集まってきて、新しい世界を作る
まだ名もない種、虫、星、石…
呼び名だけの種、虫、星、石…
互いが繋がりを求めて、手を伸ばす
空間を超え、繋がる
繋がり凝縮されて美しい世界を創る

それぞれの小さく凝縮された無限の世界を包み込む作品(空間)
アイテール、媒介、宇宙、空気、光、空、水、森、巣、ゆりかご
想い出、心の軌跡、記憶、願い、想い

誰かの昨日の溜息、誰かの明日の笑顔、誰かのいつかの夢
今は人の形をしていないけど、確かに生きていた人達、生物達の素粒子
画材にも作品にも誰かの記憶が宿っている
いつかの誰かの何かの記憶
新たに構成する、再生する、作品に生まれ変わる
巡る、作品になって、生まれ変わって、また見えなくなって、巡る、巡る
リインカーネーション

漂うそれらが繋がる
繋がりたがっている
生まれたがっているから、宇宙は生まれ、世界は生まれ、生命が生まれ
小さな小さな魂になって、更に繋がりを求める
柔らかくしなやかに、その手を伸ばして、更に遠くへ
飛び交う想い、行き交う想い、幾千幾億、重なる

名前が付く前の世界の種、卵、繭
更に深く繋がる為の鍵、言葉の欠片
言葉を並べる
例えば、名前
そこに貴方の世界が生まれる
巣の中に、貴方という世界が生まれる
宇宙の中に漂う様々な世界の中で、唯一の、貴方という美しい世界

貴方の記憶の一部になる、作品達
今の形をしてなくても、何処かで出会ってる、いつか出会う
また新しい形で、記憶で、言葉で、夢で
生まれ変わって、出会う
貴方も誰かの世界の一部、この作品[Lefaufau](宇宙)の一部

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