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【 yama_me 】
Artist. Painter.
Amateur Musician :Andes25F.
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絵描き。何か作っている人。
時々音楽。鍵盤吹奏笛アンデス25Fを演奏。
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皆様、今日もご安全に。
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イナダ組【たくらん】、鑑賞。 […舞台鑑賞]

これまた、先月のお話(笑)。

[劇団イナダ組]の【たくらん】を観賞しました。

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この庭と、鳥と、2組の兄弟。
弟が生まれる前。
俺が9つの時まで、おじさんはこの家に一緒に住んでいた。
大学の教授だった親父。
お嬢様育ちで何もできないお袋。
旧家に生まれ、格式と伝統ばかりを気にしていたおばあちゃん。
そして、自由奔放なおじさん。
価値観も思考も性格も違う者同士が一つ屋根の下で暮らしていた——。

【作・演出】イナダ
【出演】小島達子、山村素絵、江田由紀浩、武田晋、納谷真大、
    宮田碧、本吉純平、高田豊、菊池英登、上總真奈、山田マサル
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(上記、[コンカリーニョ]サイトより転載)

話はシリアスで、ドロドロ~の人間の欲や業、罪が錯綜。

当初は、どう見ても胡散臭い人が悪そうに見える。
でも、話が進むにつれ、
「…ひょっとしたら、ひょっとするのか…い…?」みたいに、
段々と、登場人物達の間にも、観客の間にも、猜疑心や困惑が生まれる。
もしかしたら、この人が一番の被害者?!

何故『たくらん』なのかも、明らかになり、
更に、また繰り返された(かもしれない?)罠に嵌るのです。

話のキーでもある、鳥達が集る“昔と変わらない庭”が、
今は荒れていたのなら、話はどうなっていたのだろう。

後味は、かなり苦くて、重い。

自分の欲望に誠実で自由奔放な弟・[納谷真大]さん。
旧家の格式と伝統、そして庭とを守らなくてはいけなかった兄・[武田晋]さん。
…良い役者だなぁ~と、しみじみと思ったワケです。

良いお芝居でした。
ありがとうございました。

■[劇団イナダ組]公式ホームページ
http://www.inadagumi.net/
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