建築設計事務所で、またしても、異業種飲み会。

「やまメさん、俺、仕事、辞めちゃたァ～」
某日、夜の飲み会。
ＴＤさんがそう言いながら、缶ビールを美味しそうに飲んだ。
「俺、北欧に旅に出ることにした。期限は無いよ」
まぁ…フィンランドで勤務した事あるし、そっちの友達の方が多そうだし、５ヶ国語位話せるし、
…まぁ、大丈夫だろうなぁ。
彼らしいなぁ～。

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そんなこんなで、壮行会を［アウラ建築設計事務所］で、開催。
以前もそうだったけど、今回も面子が面白い！

主賓＆企画、TDさん。
上記、建築事務所の建築家、山下さん。
[NPO法人コンカリーニョ]の主要ボランティアスタッフ+理事＆舞台女優＆主婦、KさんとWさん。
[あけぼのアート＆コミュニティセンター]の世話役、Wさん。
花屋＆劇団[yhs]の女優、Kmさん。
某会館の元(仕事辞め立て)舞台裏方、Mtさん。
劇団[I,M]のプランニングリーダーNさんと、マネージングディレクターYさん。
色々な経験豊富な、ブライダルフォトグラファー、Fuさん。
[kitara]12代目専属オルガニストの担当者、Iさん。
会社員＆大道芸人＆良きパパ、Iｎさん。
そして、自称イラストレーター、アーティストの、私、やまメ。
(パフォーマーじゃないよ…)

何故だか、H大出身者と、プロダクトデザインを学んだ人が多かったです。

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皆が色んなものを持ち寄りして、宴会スタート。
まず、各自の自己紹介の後、それぞれに様々なおしゃべり。

デザインを学んだ人が多かったので、腕時計や眼鏡のデザイン、拘りについて盛り上がったり。
また、北海道のお芝居・舞台の情報提供の仕方、一般の方・受け手との温度差を埋める方法、もっと芸術を一般的にするには？…等を話したり。

私の場合は、気に入った良いお芝居や音楽、パフォーマンス等は、そういう世界を知らない人達に話す事にしている。
全てを知っている訳じゃないから、私はあくまでも窓口。
以前、アーティストの[黒田晃弘]さんが話して下さった事、「社会の中にいるアーティストでありたい」と思う。
身近にそんな人がいて、ごく普通にお話を聞いていれば、その世界も近くに感じてくれると思うのです。
実際、会社の休憩時間に、私が尊敬している人形師[沢則行]さんのお話をしたら、私より早く彼の出演情報をくれたり、公演先の動物園に鑑賞しに行った方もいたの♪
めっちゃ嬉しかったなぁ～(w´ω｀w)ありがとう。
そうして、少しずつだけど、様々な事に興味を持って貰って、垣根や温度差を埋めれたらなぁ～と、常々思っていたりするのです。

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と、TDさんが、「今日は、Andes25F、持って来てくれたよね？」
壮行会のお話を訊いた時から、持参する様に言われていたので、勿論持って来たっスよ(*´∀`*)♪

端っこのスペースに、ぺたりと座り、人目を避ける様に演奏するも………絶対無理(笑)！
一斉に、注目を浴びて、内心ワタワタ。
楽器の説明をしてから、『君を乗せて』と『コンドルは飛んでいく』の、ショートバージョンを演奏。
暫くすると、皆様がこの怪音にも慣れて下さったので、Melodicaも取り出して、独演練習。

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暫くすると、建築家の山下さんが話かけてきて下さいました。

山下さんは、何かと私の事を気にかけていて下さって、この会が始まって早々に、PCで私のブログや、作品を掲載しているサイトを開いて、皆様に紹介して下さいました。
お陰様で、他の方々とも、写真やアート等、共通の話題で盛り上がり、得体の掴み難い私の事を知って頂く事が出来ました。
感謝、感謝、です！

CADの話、ライブの話、絵のお仕事の話、画材の話…色々しました。
私のたどたどしい言葉を、温かい目と心で拾って下さるのが嬉しいのです。
「そっか、色鉛筆も使ってるんだ…じゃあ、色鉛筆、あげるよ」と、『色辞典』の第2集を下さいました(≧▽≦)!!!
嬉しい☆
ありがとうございます！大切に使わせて頂きます！

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翌日が平日だったこともあり、深夜になる前に帰宅。
帰りは、Inさんの車に乗せて頂きました。
Inさんと、その奥様のShさんも、何かとお心にかけて頂いているので、お互いに近況報告。
心がほっと温かくなりました。
ありがとうございました。

Inさんは色々なイベントのスタッフ経験もあるので、『パフォーマーケット』に出ていた頃の“かっきーさん”こと[蠣崎泰昭]さんや、[小林純平]さんの事もご存知なのでした。
まさか、そんな方々と私がお知り合いになって、演奏し出すなんて…思いもよらなかったでしょうね(笑)

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アイルランドの噴火で、飛行機が飛ばなかったら…なんて、心配してましたが、数日後、彼から「無事に到着したよ」と、英文のメールが届きました。

ちゃむ師匠に[八の字巻き]を伝授したのは、彼なので、メールの中には、「ちゃむさんにも、宜しく伝えといて」とも…。
自由奔放の様で、律儀。

あ、『世界の約束』を、Andes25Fとギターでセッションしようって言っていたのに、出来なかったなぁ。
また会う時までの課題曲だね。

タグ：札幌 アウラ建築設計事務所 アンデス25Ｆ

コメント 1

>社会の中にいるアーティスト
　私の中では、社会というととりとめが無くなりそうなので
まずは「街という　人の森に住む私が、今ここで　絵を描く意味」
を模索しつづけています。以前少しお話しましたが、
喫茶店で描き続けて４ヶ月目です。お店に寄るお客さん達の会話を
聞きながら、また話しかけられながら描く。アクリル絵の具も優雅に堂々と使う。もちろん、色鉛筆も水彩もコンテも
ブロッククレパスも使う。

　やまメさんは、ほぼ毎日絵を描きますか？
もしそうだとしたら、こんなことありませんか？
ものすごくテンションが落ち込んでて　生きてるのがやっと
みたいな日に、昨日まで描き続けてる構図も色も全然今日の自分とはあわない。だから、その作品を完成に近づける事はできない。
でも、まっしろな紙にむかって今日の今の絵なら、かけそうだ。
そういう体験ありませんか？

　わたしはよくあります。
それに加えて、「いつか、人が見るかもしれない（展示に出品するかも）」とおもうと、真っ黒な感情を吐き出した絵を描くのが幅かられて　つい描かずに過ごしてしまう。そのときにしか描けない絵なので、惜しいと思いながら。私がありのままでいながら、そしてそれを表現しながらも、人の中に居るってどういう状態なのか。そのバランスになやみつづけています。




by 空樹砂波 (2010-04-29 07:31)