[才谷屋]で、馬頭琴と共演。

[才谷屋]へ、ふらりと。
“来年の春には閉店しちゃうかも？”という事なので、最近ちょくちょく、師匠について行っております。
だってね、もーりーさんの顔見ると、ほわわ～って楽しくなるンですよ (人´ω｀)

カウンターにて、[Gingoo]の出されたCD[ウタノホン]の話になる。
[Gingoo]のOさんは、馬頭琴と喉歌（ホーミー）の名手。
師匠が「CDに収録されてる曲で、どうしても知りたい曲目がある」からと、もーりーさんがOさんにメール。
すると、何と！ご本人が来店されました♪

曲名を聞いて落ち着いた師匠、店内に居た若いギター弾きの方とセッション始めました。

その間、私は、Oさんと「絵と音楽の違い。優劣?!力がある？ない？」について、
色々とお話しました。
途中から、もーりーさんや師匠からも、アレコレと訊かせて頂きました。

---音には、その場を一気に包み込む力がある。
　　　　絵に、それ程の力があるか？
---実は、音は心に届いている様で、届かない時がある。
　　　　奏でても消えてしまうから、本当には伝わらない事もある。
---絵は線が重なって、そこに残って、留まる。だから、伝わる。
---１本の線の力。そこに魂が宿る。例えば、横尾忠則の矢印の線。
---「一音成仏」って言葉もある。
---音は正直、嘘をつかない。その場勝負だから、嘘がすぐバレてしまって、嘘に“なれない”。
---否、つく時があるよ。上手く歌って誤魔化したり。
---絵も嘘をつく。技術に逃げたり、重ねて消したり。
---否、魂の痕跡がそこに残るから、やはりそれは嘘に“なれない”。
---もし、それらに力が無いのなら、何故今迄、長い間、人の（心の）中に残っているのか？
---それは「好き」だから。　それは根源にある、理屈では表現出来ない事実。
---そもそも「力」なんているのか？
---「力」だけど、“Power”じゃない…“Energy”！

私が描く１本の線にも心が宿る。
それを観てくれている人がいるというだけでも、ちょっと恐れつつ、それでもワクワクした。

------------------------------
それから、Oさんのリクエストにお答えして、
“世紀の名曲”（師匠・O氏：談）、『ロビンソン』（スピッツ）を披露。
超・気の抜けたアンデスの音に、Oさん大喜び！
とても緊張したけど、嬉しいなぁ～。

すると、Oさんが馬頭琴を取り出し、
[馬頭琴＋ウクレレ＋アンデス25F] という、マニアックなトリオで、セッション開始♪
師匠もOさんも、直ぐに音を合わせる事が出来る方々なので、
基本、私の弾ける曲のみとなりました(;^ω^) 謝々！

・空も飛べるはず（スピッツ）
・小さな木の実（ビゼー）
・マイムマイム
・花咲く旅路（原由子）
・君をのせて（久石譲）
・青い童話（千秋）
・コンドルは飛んで行く

…あと、何だったっけ？楽し過ぎて、憶えてません。
馬頭琴の音、最高に気持ち良いです！
３つの音色が重なった時、
「嗚呼…音楽やって、良かったなぁ」って思いました。
お二人の胸をお借りできた事、誠に感謝致します。
ありがとうございました。

------------------------------
余談ですが。
他のお客様との会話の最中、血液型の話に…。
Oさんは、私と同じ血液型でした。
Oさんにその事をお伝えしたところ、「やっぱり！…何だか同じ匂いがしたんだよなぁ～」と。
…ハイ♪私も感じておりましたよwww (ﾟ∀ﾟ)人(ﾟ∀ﾟ)

タグ：喉歌 Andes25F アンデス25F Gingoo ウクレレ 馬頭琴 才谷屋