『日中韓漫画ＷＳ』スタッフ参加記録。

■東アジア都市間文化交流事業 2005（ 札幌市主催 ）■
「 国際理解のためのトークショウ と ワークショップ 」
～ 韓国・中国 ショートフィルムと漫画・絵本の世界 ～
・コンカリーニョ活動日誌（2006年03月13日より）
『まんがＷＳ ＆ 原画展』

▼漫画ワークショップの内容と目的
日中韓の小学生５人 ＋ スタッフ２名 ＝ １グループ。
子供達に『結婚式』というお題を出し、Ａ４用紙にイラストを1枚描いてもらう。
模造紙（Ａ全？）に、それらイラスト ＋ 用意しておいた様々なカットイラスト・スクリーントーンを使って、
切り貼りしたり、吹出しを描き足して、グループ毎に共同で漫画を製作してもらう。
出来上がった漫画は、何コマでも1コマでも曼荼羅みたいになってもＯＫ。
出来は問わない。
子供達が皆で話し合いつつ、皆の良いところや違いを発見して楽しむのが目的。

今回、漫画ＷＳサポートスタッフとして参加。
私の相方となってくれたのは、moimoi氏。
フィンランド・スウェーデン・英語を話せて、ギターを楽々と爪弾いてしまう人。

私のグループは１人欠席で、４名。
日本人の女の子２人（最年長）は、はきはきしていて、よく発言する子。臨機応変に対応出来て、グループを纏めてくれていた。
中国人の男の子は、人見知りしない元気のある子。「これだ」と思ったら、即、絵を描き出す、まっすぐな子だった。
韓国人の男の子は、知らない人達の中で緊張している様子。そこで、親御さんと見学していた妹（未就学）も誘って、一緒に参加してもらった。妹さんも最初は緊張していたが、講師（漫画家)が漫画を描き出した途端、目をきらきらさせて、打ち解けてきた。彼女は柔軟な発想の持ち主で、色んなアイデアを話してくれた。（最後には、高学年の女の子が面倒をみてくれて、膝の上に乗っかって一緒に遊んでいた。）
その様子をみていたお兄ちゃんが、ふと絵を描き出した。鉛筆の持ち方からして、本当は絵を描くのが好きなんじゃないかな？カットを切り抜くにも細部に拘る、職人肌の子だった。

個人のイラスト完成度が高いが故、なかなか模造紙作業に入れない。
あわや時間切れか？など思っていたら、ＴＤ氏が力を発揮。
気がついたら、子供達それぞれが話合いながら作業を分担していて、発表間際で完成。
出来上がった漫画は『海の中の結婚式』。コマ割の無い、絵巻漫画みたいになった。

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ロビーで同時開催されていた、漫画・絵本の展示もなかなか面白かった。
展示スタッフとしてついていた留学生の方々と、ゆっくりお話出来なかったのが残念。
また、講師になっていただいた漫画家・竹田真理子さんともお話したかった。

少しは、恩返しができたかな

• 作者: 竹田 真理子, 北原 美貴子
• 出版社： 講談社 

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